肌の手入れといってもいろいろあります。
顔のシミが気になる、ヒゲ剃りあとにヒリヒリする、無駄にヒゲが多くてケアがめんどう、など。
SNS映えという言葉が定着したように、いまや人の外観も重要なのです。
ところが、今の60代以上の人は、男が肌に気を使うなんて女々しいことを・・・という考え方でしょう。
一方、今のアラフォー男性は、必要であれば脱毛するほど、肌に気を使うことが自然な行為なのかもしれません。
これら世代の間にいるアラフィフ男性は、どっちつかずかもしれません。
薬局に行って男性化粧品コーナーを見てみると、男性用の美白化粧品をよく見ます。
若いころに日焼け止めを塗らずに顔を真っ黒にしたアラフィフ世代。
これが原因で、今頃になって顔にシミが出始めましたね。
シミは、少し汚いイメージを与えるため、できれば取り除きたいものです。
こういうところは、今のアラフィフ世代は敏感なのだと思います。
シミ対策に限らなくても、脱毛に関しては、毛深い人ほど気になるのではないでしょうか。
腕や手など、目立つところが毛深いと、やはり目立ちますから。
脱毛処置までする人が多いのか少ないのかわかりませんが、今の60代男性よりも40代男性の方が気にしているのは、間違いないでしょう。
シミや脱毛よりも、もっと基本的な肌ケアとしては、「保湿」があります。
女性にとって「保湿」は基本の基本ですが、男性は30代くらいまで「油ぎって」いるため、あまり保湿に気を使いません。
しかしですよ、絶対に保湿を気にすべき場面があります。ヒゲ剃りのあとです。
ヒゲを剃る行為は、ヒゲだけでなく、皮膚の表面も削り取っています。
そのあとほおっておくと、皮膚を傷めたままほおっておくことになります。
肌トラブルにもつながります。
100円ショップの安い化粧水でも、100円の保湿ジェルでもかまいません。
ヒゲソリあとに肌に「ひと塗り」することは、女性男性に限らず、「人間」として重要です。
冬になると太平洋側では空気が乾燥しますが、胴部の保湿も大切ですね。
50代以上になると実感しますが、ふろ上がりにカラダじゅうの皮膚が乾燥する場合があります。
風呂の中でせっかく十分に水分を吸い込んだ肌が、風呂上がりに一気に蒸発してしまうのです。
風呂上りは、肌の状態は最も良いのですが、体が温まっていることもあって、その後いっきに水分が飛んでしまうのです。
ですので、50代以降の人は、風呂上りに「カラダにひと塗り」も重要になってきます。
若いころ、カラダにクレームやジェルを塗るとべたべたして気持ち悪いと思っていたのですが、今となってはカサカサするよりかなりマシです。
最近のクリームやジェルは、安い製品であってもベタツキが抑えられているようです。
100円ショップの化粧品を愛用していますが、ヒゲソリあとにベタベタすることはあまりありません。
女々しい男性であっても良いではありませんか。カラダを健やかに保つことの方がはるかに大切です。
化粧品を毎日使っている女性の気持ちも、少しわかるようになりますよ。