テレビを見ると、ダンス映像を見ない日はないくらい、世の中にはダンスがあふれています。ここ数年間で、かなりダンス映像が増えました。
ダンスに全く興味ない人もいますが、女性の多くは、きれいに美しく舞ってみたいと思うのではないでしょうか。
男だけど簡単なダンスから始めたいよ
私は、男性ですが、カラダを自由自在に動かすという点で、ダンスに非常に興味があります。
バランスが悪いハズの動きでも、何なくこなしているダンサーの姿にびっくりすることもあります。ブレない動きをしてみたい、そのように思う中年男性です。
ところで、今の中年世代は、子供のころにダンスを習う機会がなく、興味があっても、どのようにして始めたらいいのか、まったくわからない人が多いハズです。
フォークダンスならしたことあるけど、最近よく見るストリート系のダンスは、簡単そうには見えないので、何から始めたらいいのかさっぱりわからない、と思います。
ダンスに慣れていくための中年男の簡単レシピ
私がダンスに少しずつ慣れていった経緯をお伝えし、少しでも参考になればと思っています。
以下のように、だんだん慣れていく方法がおすすめです。
・ダンスを簡単に始めるためにカタチから入る
少なくともシューズは必要です。ダンスシューズでなくても、運動用のシューズ、しかも、普段は履かない派手でかっこいいシューズを用意することをお勧めします。
かっこいいシューズを履いて、中年男なりに根拠のない自身をつけるのも大切です。
高価でなくても簡単なシューズで十分です。
・簡単なダンスの動きを男なりにまず真似してみる
ごく簡単なダンスステップをしてみます。手振りをする必要はありません。足の動きだけでかまいません。例として、「ボックスステップ」をやってみましょう。
初めての人は、足がからみつく感覚があるかもしれません。右足から始めるパターン、左足から始めるパターン、その交互の繰り返し、、、とだんだん難しくしていきます。
次に、ステップとは別に、リズムに乗る練習をします。主に、ダウンのリズムと、アップのリズムになります。1、2、3、4、のカウントのときに、ダウンするか、あるいは、アップするか、の動きです。
ダウンの動きは、少し悪っぽくて、男っぽいかっこいい印象を与えることができます。一方、アップの動きは、軽くてかわいい印象を与えることができます。その場で、首をダウン、ダウン、ダウンと繰り返し、続いて、首をアップ、アップ、アップと繰り返します。
アイドル歌手がなんとなくリズムに乗って歌っているときは、アップの動きをしていることが多いです。よ~く観察してみましょう。
・ダンスの男っぽい動きを自分で簡単にチェックする
ステップにしろ、ダウン/アップのリズムにしろ、思った通りの動きになっているかどうか、自分で鏡を見てチェックします。
自分ではちゃんと動いているつもりなのに、思った通りには動けていないことがほとんどです。
そう簡単にはうまくいかないことも多いです。
少し大げさに動くつもりで、ちょうどよいです。
男っぽくカッコよく見せているつもりでも、女性っぽいダンスになっていることもあります。
その感覚をカラダに覚えさせると、実際の動きと、自分の感覚とがだんだんと一致してきます。
鏡を見るのもよいですが、文明の利器を使って、自分の動きを動画に撮るのも良いです。
・ステップとリズムとを合わせて男っぽいダンスへ融合させる作業
手を同時に動かすことは、簡単ではないので、まだ手振りはしなくてもよいです。
足のステップをふみながら、リズムに乗ります。
ステップを踏んだ瞬間に、ダウン/アップの動きをします。
うまくできれば、これだけで、すでにダンスになっています。振り付けはそのあとです。
やや複雑な動きになってきますので、「バランス」、「軸」、「体幹」といったものを意識せざるを得なくなります。
よろついてしまうと、次の動きに進めません。片足でもぶらつかない感覚を身に着ける必要があります。
この感覚は、すぐには身につかないかもしれませんが、片足立ちの訓練で上達します。
男っぽいかっこいい感じは、自分から出そうとするよりも、基本を押さえた方が自然とにじみでてきます。
・男っぽい簡単なダンスステップのあれこれ
基本ステップというものが数多く存在します。
たとえば、簡単なものとして、ボックス、ニュージャックスイング、スライド、ブルックリン、などなど。
これらのダンスステップをやってみると、男っぽい技を習得できた気分になれるため、モチベーションが上がります。
素人の段階でダンスっぽい動きをするだけが目的であれば、基本ステップをふらつかず、かっこよく見せることができれば、それで満足できます。
さらには、体幹をうまく使うために、試しにターンをしてみます。
フィギュアスケート選手がやっている回転技です。その場で1回転したときに、ふらつかないような軸を意識します。
頭からお尻の穴に1本のヤリが刺さったまま、ヤリとともに1回転する感覚です。
片足立ちをしながら、あえてバランスが崩れる動きをしつつ、軸を作ってブレないようにする、ということなります。
意識するだけで、動きがかなり変わります。
言い方を変えると、回転する瞬間だけ、上から体が吊られた状態になり、一瞬だけ力が入る感覚です。
・男のプライドなんて簡単に捨ててしまってダンスに入り込む
英語の習得と似ていると思うのですが、日本人は特に「間違えたらどうしよう」と身構えて、失敗することばかり恐れています。
男性は特に変なプライドがある場合もありますよね。
「恥ずかしい」という感覚なんて、捨ててしまいましょう。簡単なことです。
失敗してあたりまえ、失敗しながら習得するもの、と割り切れば、ダンスの練習中に変な恰好をしてしまっても、ご愛嬌です。
・ダンスで簡単にウズウズする感覚が持てるこれって、ゾーン?脳内快楽物質?
そのうち簡単なステップができるようになったら、いちどフィットネスジムのダンス系プログラムに参加すると、今の自分がわかってきます。
ここで「ダメだ~」と思ってしまうのではなく、とことん「楽しむ」ことを大切にします。
ダンス系プログラムに参加している人たちは、基本的にダンス好きなので、大声をあげたりしてとことん楽しんでいます。
そのハイテンションに自分も乗っていくと、楽しい時間を共有できます。
単純な動き(ステップ)と、好きな音楽のリズムとが組み合わさったとき、しかも、それが何回か繰り返されたとき、ふと、意識がどこかに行ったような感覚が出てきます。
おそらくこれが「ゾーン」に入った瞬間です。
カラダが勝手に動いてきます。脳内に幸福ホルモンがバンバン出ている感覚もあります。
男性はお酒で気を紛らわせることも多いですが。お酒で気持ち良くなるのとは全く違った気持ち良さがあります。
まとめ
素人がダンスに挑戦して、とにかく楽しい!と思えれば、それで大成功です。あ~、ダンス系フィットネスプログラムに行きたくなってきました。
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