油というと、何を思い浮かべるでしょうか。一般人は、ポテトチップスの油、とんかつの油、など、食べ物の油を思い浮かべると思います。一般的には、人体に悪影響を及ぼすと思われています。
ところが、健康に良い油もあります。食用油にもいろいろとあります。日常的に食べている食用油の種類についてまとめます。 それぞれの食用油の特徴や食べ方も提案します。
悪影響だけではない食用油の代表サラダ油
唐揚げなどの揚げ物をするときは、サラダ油を使います。油なのに「サラダ」って何でしょう。西洋では生のオイルをサラダにかけて食べることもあったので、生で食べられる食用油ということでサラダ油と名付けたようです。日本では、油揚げなどの作り方からわかるように、食用油は、加熱するものだったのですね。
サラダ油の定義は、日本農林規格(JAS)で正式に定められています。
菜種油、綿実油、大豆油、ごま油、ひまわり油、とうもろこし油、紅花油、ひまわり油、米(米糠)油、落花生油などを原料にしたものです。
最近では、自家製ドレッシングを作るときでも、人体に良さそうな油を選んで使うので、わざわざサラダ油を使うことは、ほとんどありません。
炒め物用油
サラダ油を炒めものに使うことが多いですが、特定の油を炒めものに使って、風味をつけると、出来上がった料理がおいしくなります。
・ごま油
韓国料理でよく使われます。料理が出来上がる直前に入れると、ごま風味が強く残ります。
・オリーブ油
使っただけでイタリアンになります。風味に特徴があるため、苦手な人も多いかもしれません。ピザには、ぜひ垂らして食べたいです。人体に悪影響を与えないために酸化に注意です。
・菜種油、米油、大豆油、グレープシード油
味にくせがないため、何の料理にも使えます。
そのまま生で食べる食用油は人体にとって悪影響ではない
最近話題のオメガ-3系の油は、人体にとって重要な必須脂肪酸を含みます。生のまま摂取すると熱で壊れずに摂取できます。
・亜麻仁(アマニ)油
味にくせがなく、毎日でも食べることができます。
少し味にクセがありますが、人体にとって重要な必須脂肪酸を含む油です。
有用な食用油を食べて人体に良い影響を与えるための食べ方の提案
サラダ油などは、意識していなくても日常的に食べてしまっています。普通のサラダ油以外に、上記のオメガ-3系の有用な油を積極的に取りたいものです。
習慣付けしてしまえば、意識しなくても人体にとって有用な食用油を食べることができます。一例ですが、毎朝ヨーグルトを食べるようにして、ヨーグルトにアマニ油を垂らします。これだけで、毎日オメガ-3系の油がとれます。食事のレシピに悪影響を与えることもありません。
お好みで、チアシードを入れたり、リンゴ酢を入れたりすると、なんだかどこかのセレブにでもなったかのような錯覚、はないかな。
とにかく、習慣付けてしまうのが、忘れることもないので最も良いです。