仕事をするうえで必要だから、あるいは、自在に海外旅行を楽しみたいから、といった理由で英語をマスターしたい人はたくさんいます。私もその一人です。
マスターするといっても、文章を読む/書く、会話を聞く/話す、いろいろなスキルがあります。
何十年もかかっているのにマスターすることができない理由を自己分析しました。
英語をマスターするためにまんぜんと取り組んでしまう悪いクセ
NHKの英語講座を何年も漫然と聞いているのですが、やはりマスターできたとは言えません。
英語をマスターする方法が書かれたノウハウ本も、何冊も購入しましたが、本棚に並べてあるだけで、あまり活躍していません。
なぜでしょう。実行しないから、という理由は十分にわかっています。ならば、実行すればよい、ということになります。
でもやっぱり英語をマスターする願望は捨てられない
中年を過ぎてしまった自分にとって、英語マスターは、この世から去るまでにやっておきたい重要事項です。
このタイミングで、改めて英語をマスターする方策について考えました。
コツコツ記憶して英語をマスターする方法
TOEICや英検を受験する場合、このような方法を取らざるを得ないハズです。
英文法、英語構文、単語(語彙)、これらすべてを網羅しながら英語をマスターする方法です。
若いときならともかく、中年以降にとっては、なかなか難しい方法です。
楽しみながらノリで英語をマスターする方法
月額少し支払えば、海外ドラマが見放題になるサービスを利用して、英語ドラマを楽しんで見続ける方法です。
英会話を中心にマスターする意向がある場合、人によってはかなり有効な方法になります。
個人的には、長続きしないため、途中で挫折した経験しかありません。
中年となったこのタイミングで英語をマスターする方策を考える
もう一度落ち着いて、英語をマスターするときに必要となるスキルごとに分類して、方策を考えます。
(読む)
高校生のときに学んだ英語構文の知識が役に立ちます。もちろん、英文法の知識も必要です。
ただし、これらに偏ってしまうと、まるで漢文を読むごとく英文を読んでしまいます。
受験英語には良いですが、本当の意味での英語マスターには、ある程度で良いと思われます。
(書く)
いわゆる作文力が必要です。同士をうまく使って、自分の意思を伝える力が必要です。
今ならば、英語のSNSを読みまくる方法もありです。
英単語(語彙)が最も重要になるスキルです。
(会話)
聞き取る力、話す力、どちらも必要です。
日本人にとって最もハードルが高いスキルです。まず、発音でつまづいてしまいます。ここで、意外なヒントです。
もし中国語に興味があれば、中国語を始めだけ習ってみることをオススメします。
中国語の発音は、日本人にとって難しいのですが、クチのなかの舌の位置を意識すれば、なんとかそれらしい発音ができます。
この「舌の位置」が重要です。英語のtの音、rの音、chの音、中国語から意向してけっこう役に立ちます。
これからどうやって英語をマスターするか
最も苦手な会話のスキルを上げることを第一に考えると、シャドーイングを繰り返してみる練習が最も効果的であろう、という結論です。
似たような練習方法にディクテーションもありますが、短い時間で会話重視という点では、やはりシャドーイングです。
シャドーイングのノウハウが記載された本は、たくさん発行されています。
その本に記載された文章を丸暗記して、口ずさめるまでブツブツつぶやきます。
掲載された文章は、実際の会話に近いものである方が、その後スキルを利用するときに直接的に役立つと思われます。
半年もしくは1年をめどに続ければ、英語をマスターするための何かの成果がきっと出てくるハズです。
筋トレも同じです。カラダは裏切らないといいますが、毎日しゃべりまくるシャドーイングも、カラダ(声帯と脳)を使います。
まとめ
シャドーイングは、習慣化してしまえば、カラダへの英語の刷り込みといえます。きっと裏切らない。