デスクワークの仕事をしていると、首、肩、腰のストレッチを意識して行わないと大変なことになります。
世の中は筋トレマニアが増えているようですが、肩こりなどに悩まされている人のなかには、ストレッチマニアもいるはず。
何を隠そう私もストレッチマニアの1人です。
最後の方で、自分流のストレッチをご紹介します。
筋トレマニア
趣味は? と質問されて、「筋トレ」と回答する、ガタイのいい青年をテレビでみかけます。エネルギッシュ(に見える)男性です。
かつて運動好きだった私も、共感できるところがあります。
運動すること自体が好きなので、室内でダラダラしているよりは、共感を持てます。
筋トレ自体が目的になると、なかなか大変です。
筋トレマニアということは、関心が自分のカラダに向いています。
しかも、カラダの姿、形に関心が向いています。
なんとか筋肉を肥大させて、カッコよく見せるというのは、同じ男性からしてもあこがれることです。
カラダのしくみを理屈で考えるストレッチマニア
一方で、運動好きな人のなかでも、少数派ですが、カラダの動きや機能に関心が向いている人もいます。
骨と筋肉の動き、筋肉の連動的な動き、などに興味がある人。
一言でいえば、アスリートが結果を出すために、何をしたらいいかを考えているようなもの。
たぶん、私は、こちらです。
激しい運動ができない年齢になっていますので、アスリートではありませんが、いつまでも「動ける」カラダでありたいと、日々カラダをチェックしています。
ある意味、カラダに対する関心の向き(方向)が、かなりマニアック。
ですので、筋トレ自体よりも、ストレッチによるメンテナンスの方に関心があります。
ストレッチマニアである私の思考回路
筋トレマニアがいるなら、ストレッチマニアがいてもいい。
趣味は? 回答:「ストレッチ」です。これはかなりマニアっぽい。少数派です。いずれ市民権を得ることを願います。
ところで、最近は日々のデスクワークで、筋肉がガチガチに凝り固まっている実感があります。
デスクワークのつらさを、少しの時間で効率的に、ストレッチで解消したい。そんな思いで、日々ストレッチを実践しています。
・首
頭よりも高い鉄棒があると利用できます。
鉄棒を両手で握り、ゆるい万歳の状態になります。
その状態で、首だけを左右に動かします。インド舞踊のような動きです。
ストリート系ダンスでは、首のアイソレーションといいます。
これを何回か続けていると、首回りの筋肉全体が動き出し、こわばりが取れていきます。
また、懸垂をしなくてもいいので、エア懸垂のような動きをします。
肩周りの筋肉を全体的に動かしてやります。
特に肩甲骨周辺を動かす意識が重要です。
・肩
特に首が前方に出やすい人は、背中側の筋肉が硬直しています。
後ろ側の筋肉を動かうようにします。
胸くらいの高さの鉄棒の前に立ち、腕を後ろに持って行った状態で、鉄棒をつかみます。
カラダを斜めにして、斜め懸垂します。
普通の斜め懸垂の、上下逆バージョンです。
やや下向きのまま、肩甲骨の筋肉を使って、カラダを斜め上へ持っていきます。
肩甲骨周り且つ後ろ側の筋肉を使ってやることが目的です。
・腰
腰の高さくらいの低めの鉄棒を握ります。
カラダを「く」の字にして、棒を引っ張ると、腰の後ろ側が伸ばされます。
角度を変えると、腰のいろんな筋肉が伸ばされます。
頭よりも高い鉄棒を利用すると、今度は、腰で左右に折れ曲がった「く」の字を作ります。
握った鉄棒でカラダを少し宙づりにしながら、「く」にします。
そして、その「く」をさらに曲げていきます。
このとき、鉄棒を握ったままですので、腰を地面に近づけながら、手でカラダを支える状態になります。
腰の横の筋肉が激しく伸ばされます。気持ち良いです。
まとめ
意外と、鉄棒が利用できます。半円形の雲梯も利用できます。
ストレッチといえば、地面に寝ながらでないとできないというイメージがありますが、鉄棒を利用しても、十分にできます。
どこかの本を参考にした方法ではありません。独自で考えた私は、やはりストレッチマニアです。