東洋医学ではカラダの特定の部位を「ツボ」といいますね。
必ずしも「ツボ」そのものではありませんが、最近「トリガーポイント」という言葉を聞くことがあります。
コリや痛みをやわらげるキーワードになりつつあります。
「筋膜リリース」とも関連する言葉のようです。
整体マッサージで毎日ほぐしてもらえると良いのですが、庶民にとってそのような出費はできるものではありません。
トリガーポイントを刺激できるグッズを購入して、自己流で試してみました。
トリガーポイントをマッサージで効率よく刺激できるボール
動画サイトでも紹介されていますが、テニスボールを使ってトリガーポイントを刺激できます。
自分の指を押し当てて痛気持ちいい点をまず見つけます。
そのポイントがトリガーポイントと言ってよいです。
トリガーポイントでは、筋膜の癒着が起こっていることもあるそうです。
意外と、「ツボ」といわれている点と一致していることがあります。
自分の指ではなかなか押さえることができない部分もあります。
例えば、腰を指で押さえようとしても困難ですね。
そんなときはボールを使って、自重によってボールをトリガーポイントに押し当ててあげます。
ボールを使って自分でトリガーポイントをマッサージ
テニスボールを2つ用意して、ストッキングのような伸縮性のある袋に入れて、ボール2つの塊を作ります。
そして、仰向けに寝ながらトリガーポイントにボールを押し当ててマッサージすると、痛いところが徐々にほぐれるのがわかります。
仰向けでカラダの下にボールを入れて自重を利用する以外にも、壁にボールを押し当てるときに自分のカラダをボールに押し付ける方法もあります。
ボールにカラダを押し付けるピンポイントの部分がトリガーポイントになるように、体勢を作ります。
自分でできるので、費用はゼロです。
これを毎日続けると、特にコリが取れにくい部分のコリが徐々に取れてきます。
毎日ボールでトリガーポイントをマッサージした結果
私の場合、ずいぶんと困っていた首のコリですが、だいぶんほぐれてきました。
首は神経が集中しているのでゴリゴリ押すと痛めると思い、トリガーポイントを刺激することも遠慮していたのですが、がまんできずに開始しました。
その結果、上記のようなボールで毎日トリガーポイントをマッサージすることで、首コリがずいぶんと良くなりました。
筋膜の癒着が元に戻り、筋膜リリースされたのかもしれません。
どこでもゴリゴリ押していいということではありませんので、自分のカラダと相談して、気持ちいい刺激を与える点に集中してくださいね。
自己責任でお願いいたします。あくまでも筋膜がリリースできる程度の適度な刺激が良いです。
トリガーポイントをマッサージするためのボールのあれこれ
ご紹介しましたように、テニスボールで十分なのですが、より強い刺激を与えるためには、市販商品を購入してもよいと思います。
表面にデコボコが付いた(突起が付いた)ボール(球)、または、ポール(円柱)です。
突起がちょうどトリガーポイントに当たったとき、むちゃくちゃ刺激が入ります。
最初は少し痛いですがそのうち気持ちよくなり、その後痛さがなくなります。
マッサージでもゴリゴリがなくなるときがありますよね。
ゴリゴリがなくなったときがトリガーポイントがほぐれた瞬間なのかもしれません。
私が首コリをほぐしたのは、実際には突起付きのポール(円柱)です。
ボール(球)よりも床のうえで動きにくいので、自分のカラダで動きの調整がしやすいのがポール(円柱)です。
まとめ
自身の体験をまじえて、トリガーポイントのほぐし方についてご紹介しました。
テニスボールが利用できますが、より強いピンポイントの刺激を求める場合、突起付きのボール(球)やポール(円柱)を購入することをお勧めします。
自分で毎日マッサージできれば、費用負担なくコリをほぐすことも可能だと思います。