ハードルが低く、いつでもできるといわれる運動といえば、ウォーキングでしょう。
ただし、ダイエットをしている人にとって「やせた」という実感があまりないのもウォーキングかもしれません。
されどウォーキングです。
工夫次第ではカロリーを効率的に消費できますので、ダイエット効果もあるといえます。
ウォーキングをするとダイエットに効果あり?なし?
一般的には、うっすら汗をかく程度まで30分間くらい歩けば、有酸素運動になるのでカロリーも消費できる、といわれています。
有酸素運動をすると、確かにカロリー消費できますので正しいといえそうです。
しかし、歩き方によっては、必ずしもカロリーを効率的に消費できないようです。
例えばトボトボと歩いても、有酸素運動にはなりませんよね。
ウォーキングは、積極的な散歩といってもいいでしょう。
積極的にカロリーを消費させる散歩がウォーキングである、といってもいいかもしれません。
カロリー消費のために、単なるウォーキングを工夫によって進化させる必要がありそうです。
ウォーキングを意識せずに欠かさず実行する習慣化にすることこそ効果に直結
ウォーキングに限りませんが、気合を入れて続けようとすると長続きしませんよね。
継続こそがダイエット効果を最も期待できる重要ポイントです。
そこで、ウォーキングを運動として習慣化してしまうための工夫があります。
散歩とウォーキングの区別をなくしてしまいましょう。言い換えると、散歩の時間にウォーキングをしてしまいましょう。
朝の通勤時間にトボトボ歩くのではなく、速めに歩いてみましょう。
駅ではエスカレータを利用せずにあえて階段を利用しましょう。
できれば、一駅手前で降りて目的地まで歩きましょう。
これを毎日の習慣にしてしまえば、無意識のうちにウォーキングが習慣化されます。
仕事から帰ってから夜にウォーキングを毎日行うなんて、習慣化されずに3日でやめてしまいますよね。
ウォーキングでダイエット効果を高めるために
ウォーキングを継続させて、日々のカロリー消費を多くして、太りにくいカラダでいたいですよね。
また、せっかくの習慣を継続するために、ウォーキングへのモチベーションを下げたくないですよね。
ウォーキングを何かと組み合わせてしまいましょう。
さっそうと気持ちよく歩くためには、スマホを見ながらの姿勢の悪さは大敵です。
姿勢を悪化させるので目は使わずに、姿勢の良し悪しにあまり関係ない耳を使うことを考えます。
音楽でもラジオでも落語でも英語でもなんでもいいです。
歩く苦痛を感じないように、やや夢中になれる音声コンテンツを選んで、プレーヤーで聞きながら歩けば、習慣になってしまいます。
個人的にお勧めは、好みのポッドキャストを選んでダウンロードして、それを聞きながらのウォーキングです。
ダイエット情報を与えてくれるポッドキャスト番組を聞きながら歩くのもお勧めです。
ウォーキングの効果を高めるための自分なりの工夫
ウォーキングが習慣化できたとしても、ウォーキングによるカロリー消費量は、期待するよりも多くないかもしれません。
もっと欲張ってカロリーを消費させるのなら、水中で歩くのがお勧めです。
歩きづらい水中で、軽い負荷をかけながら歩くのです。
水中で30分間、ずーっと歩いているとカロリーの消費量がとんでもなく多いことを実感します。
最近は、公共の市民プールであっても、水中ウォーキング用の専用コースが設けられているので、恥ずかしくないですよ。
元気なお年寄りもせっせと歩いておられます。負けてはいられないと思ってしまいます。
水中ウォーキングで最も良い点は、顔がほてるほど歩いているのに、水でカラダが冷やされるので熱中症にならない点です。
体温が上がっても水が体温をどんどん奪ってくれますから。
ゼイゼイハアハアにもならず、カラダが熱くなることもないのに、カロリーは十分に消費しているのです。
ただし、水の抵抗に逆らって歩く程度の速さは必要です。
まとめ
カラダに負荷がかかりにくく、散歩の延長で取り組めるウォーキングは、ダイエットの1つとしておすすめです。
継続させて習慣化することが大切です。毎日の行動にウォーキングを何気なく取り入れることで、習慣化してしまうのがミソです。
もっと効率的にカロリーを消費したい場合、水中で負荷をかけてウォーキングするのが、熱中症予防の点でもお勧めです。