ナッツは種実類(しゅじつるい)ともいうそうです。
いろいろな種類があります。
身近な食べ物ですが、毎日食べる習慣はあまりないといえます。
よく考えると、ナッツは種ですから、命の源ともいえます。
そんなナッツですから、食べるとカラダにいい効果がたくさんありそうです。
ナッツをおやつとして食べることを考えてみました。
ナッツの種類とその効果について
ナッツの種類を思いつくままに挙げてみます。
くるみ、ピーナッツ、アーモンド、マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツ、カシューナッツ、ピスタチオ、などは、けっこう有名です。
チョコレートのなかに入っているナッツ(アーモンド、マカダミアナッツなど)もありますね。
くるみ、ピーナッツ、アーモンドは有名ですから説明は省略いたします。
マカダミアナッツは、真ん丸で意外と柔らかいナッツで、チョコに入っていることがあります。
ヘーゼルナッツも真ん丸ですが、マカダミアナッツよりは硬いという印象です。
カシューナッツは、まが玉のような形でやや甘いナッツです。
ピスタチオは、お酒といっしょに食べるイメージが強いですが、殻を取るという行為自体も楽しめます。
他にも珍しいナッツとして、ひまわりの種、松の実、カボチャの種などがあります。
ひまわりの種とかぼちゃの種は個人的に試したことがあります。
ナッツといえるかどうかわかりませんが、節分のときにおなじみの「炒り大豆」もあります。日本のマメ系ですね。
このようにいろいろな種類のナッツがあり、細かく分析するとそれぞれ栄養素が違うようです。
よって、厳密にはカラダへの効果も違うといえますが、共通していえることは、食物繊維と不飽和脂肪酸が豊富であるということです。
いろいろな種類のナッツに求める効果は何?
おやつとして、あえてナッツを選択する理由は、はっきりしています。
キャンディーやチョコレートなど、甘いお菓子をおやつとして食べると、急激に血糖値が上がります。
砂糖が入っていれば、どの種類のお菓子でも起こります。
血糖値が上がること自体は悪くないのですが、「急激に」が問題です。
「血糖値スパイク」というそうです。
急激な血糖値の上昇は、カラダにとって負担となります。
そこで、急激に血糖値を上げないナッツ、栄養的にも良いナッツをおやつとして選択するのです。
ナッツをおやつとして食べたときの効果として期待できることは、「血糖値を急激には上げない」です。
おやつとして食べ続けるためにはナッツの種類以外の作り方も重要
血糖値を上げにくいナッツ類ですが、種類よりも作り方に注意です。
ナッツが砂糖でまぶしてあったら、血糖値を上げにくいという効果をあまり期待できませんね。
また、ナッツが塩味であれば塩分のとり過ぎに注意が必要ですし、バターで炒めてあれば油分のとり過ぎに注意が必要です。
種類以外に、味付けにも注意する必要があります。
そこでお勧めは、味付けのない単純ローストタイプです。
ナッツそのものの味が楽しめます。
味がやや物足りないと思うかもしれませんが、ナッツは食感も楽しめますので、さほど気になりませんよ。
ナッツを食べたあとの効果の実感について
夕方にナッツを食べ続けて数日が経過すると、単に甘いおやつを食べていたときと、効果の違いが分かるようになりました。
ナッツの種類に関わらず共通していえることがあります。
血糖値があまり上がらないので、眠くなりにくいといえます。
食べてしばらく時間が経過してから、お腹が膨らむ感覚があります。水分を吸うのでしょう。
食べるときに歯ごたえがありますから、食感を楽しむことができます。
食物繊維が多いので、お通じが良くなると思われます。
しかし、1つ注意点があります。
不飽和脂肪酸が多いためカロリーは高いといえます。よって、はやり食べ過ぎは良くないと思われます。
明らかに太るという感覚はないのですが、食べ過ぎてしまうと、やせるという効果はないのかもしれません。
まとめ
血糖値を急激に上げないおやつとして、ナッツは選択肢の1つに挙げられます。
ナッツにも種類がいろいろとありますが、おやつとして食べ続けるためには、好みで種類を選ぶのが良いと思われます。
糖分が少ないため血糖値を急激に上げる食べ物ではありませんが、不飽和脂肪酸が多いため、カロリーはやや高めです。
塩分のとり過ぎにならないように、味付けのない無塩ローストタイプがお勧めです。
店頭で見かけないこともありますが、通信販売ではいろいろと販売されています。
おやつとしてナッツを取り入れて、効果を感じられる健康的な間食ライフにしましょう。