肩こりや腰痛に悩んでいる人は多いと聞きます。そういう私も、日々デスクワークをしているため、首こりなどに悩まされています。
お金がかかるためマッサージをしてもらうことは少なく、毎晩ストレッチに励んでいるのですが、コリがひどいときは、数千円を払ってマッサージしてもらいます。
他人様にカラダを触れられるのが嫌でなければ、人の手でマッサージしてもらうとコリの症状は、確実に(一時的ですが)良くなります。疲労回復にもなります。
そんなマッサージ好きの私ですが、何回かマッサージを受けているうちに気づいたことがあります。
マッサージは、コリをほぐすだけでなく、他にも良い効果があるのです。
精神的にいやされるだけでなく、実は、人の手を借りて自分自身のカラダチェックに役立てることができるのです。
では、詳しく(しかも簡単に)説明していきます。
マッサージに期待する効果は疲労回復だけ?
整体マッサージに行きますと、もんだり押したりすることで、筋肉の緊張がほぐれ、血行が良くなります。
それによってコリのつらい症状が緩和されます。
数日経過すると、またコリがたまってくるのですが、マッサージによってコリは確実に解消され、疲労回復になるといえます。
しかし、マッサージは総合的に人を癒してくれると思うのです。少なくとも私はそうです。
マッサージに行って感じる効果は精神的なところにもあり
他人様に筋肉をもんでもらいながら、「ここが少しイタイ」とか、「ここがこっているみたい」とか、自然と会話をしています。
他人様にカラダを触られるわけですから、皮膚の触覚が刺激されます。
一応、安心して任せられる人が施術者ですから、触られることによって、なんともいえない安心感のようなものを感じます。スキンシップの一歩手前でしょうか。
こんなとき、脳内では安心ホルモンの1つといわれる「セロトニン」が放出されるそうですよ。
マッサージされながら寝てしまうという話も納得です。
マッサージ師さんが言い当ててしまうとびっくり、やっぱり
施術者によっては、職業を言い当ててしまう人もいます。デスクワークをしていることを言い当てられたことも。
普段の姿勢がどうなっているとか、猫背だとか、、、マッサージしながら言ってくれる施術者もいます。
足つぼマッサージを専門にしている施術者は、「痛い!」というたびに、カラダのなかの悪そうな臓器を言ってくれます。これがけっこう当たっています。
一方で、お客様に失礼にあたると思って何も言わない施術者もいます。
でも、以下に述べますように、せっかくなので、こんな施術者さんもセルフチェックに役立ててしまいましょう。
マッサージはセルフチェックの効果も十分にあり
マッサージを開始する前に、気づいた点をあえて言うように施術者に注文をします。
もんでもらいながら、あえて硬い部位を施術者さんに言ってもらうと良いでしょう。オプション代金はただですよ。
また、マッサージ中には、思ってもいなかった部分が妙に痛いことがあります。
自覚がないのにふくらはぎが痛いとか、おしりの筋肉が痛いとか、もんでもらってから初めて気づきます。
押されたときに痛い筋肉は、なんらかの血行不良を起こしている証拠になります。
これを利用しない手はありません。
マッサージを受けながらセルフチェックもできるなんて、コストパフォーマンスが良いと思います。
せっかく数千円を支払うのですから、だまって寝ているのも良いですが、セルフボディチェックもしてしまいましょう。
まとめ
マッサージを疲労回復の目的だけにしてしまうのは、もったいないといえます。
他人様にカラダを触られるのが嫌なら仕方ないのですが、せっかく触ってもらう機会なので、ついでに自分自身のカラダをセルフチェックしてしまいましょう。
自覚のない意外なところが痛い場合は、その部分は血行不良を起こしているといえます。
疲労回復や精神的ないやしだけでなく、整体マッサージをカラダのセルフチェックに役立てるのも良いと思います。