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ウェルネスに興味ある中年男性のいろいろブログです

バナナと黒糖と玄米との共通点は?カロリー?それとも血糖値の上がり方?

ダイエットに取り組もうとしたときに真っ先に気にするのは食事ですね。
低カロリーを気にします。


しかし、カロリーだけを気にすると足元をすくわれてしまうかもしれません。
カラダの健康を優先すると「カロリー」よりも「血糖値」の方が重要とも思われます。

 

血糖値を気にしたときに選ぶ食べ物が、バナナ、黒糖、玄米である方が良い理由について自分なりの理由を書いてみます。

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気にするのはカロリーよりも血糖値の上がり方?選ぶ候補はバナナや黒糖や玄米に

体重増加の敵はカロリーといわれていますが、毎日の食事でカラダに負担になってしまう「血糖値スパイク」という言葉を聞いたことがありますか。

 

食事のあとに血糖値が上昇するのはカラダの正常な反応なのですが、短時間で急激に血糖値が上昇すると、インスリンを出す膵臓などに負担がかかります。

 

負担がかかり過ぎてインスリンが出にくくなると、血液中に残った糖分が血管に悪影響を及ぼして、例えば糖尿病などを引き起こす可能性があるのです。

 

しかし糖分はエネルギーの源ですから毎日一定量を採る必要があります。

食べる必要がありながら注意を要するというなんとも面倒なはなしです。

 

血糖値を上昇させるのはもちろん糖分なのですが、糖分を含む食材のうち何を食べるかによって、血糖値の上昇スピードが変わるそうです。

 

糖分を含む食材といえば、ごはん、パン、麺類などが思いつきますが、砂糖などは調味料としても使われているため、今や大半の食べ物に糖分が入っているといっても過言ではありません。

 

では、血糖値スパイクを防ぐために選ぶべき食材は何なのでしょう。

例としては、バナナ、黒糖、玄米などがあります。これらの共通点は、糖分を含んでいるものの純粋な糖分でなく「混ざりもの」であるという点です。


バナナが大人気の理由は血糖値が上がりにくい低GI食品だからかも

夜に空腹になって何か食べたい場合、果物を選ぶこともあると思います。

例えば、バナナです。カロリーがひょっとしたら高いかもしれないと思って避ける人もいると思います。

 

しかし、血糖値スパイクを避けつつ空腹を満たすという点でバナナはお勧めです。ほのかに甘味があるのですが、食べたあとに血糖値を急激には上げません

水溶性食物繊維がたっぷりなのでお通じにも良いといえそうです。

 

ところで果物のなかで最も消費量の多いものの1つがバナナだそうです。

スーパーマーケットでも大量に販売されていますし、安売りされると大人気で売り切れにもなります。

 

ご老人の方は健康情報としてバナナの有用性について知っておられるようです。
バナナを積極的に購入されるご老人も多いと聞きます。


黒糖がタピオカに入っているのは血糖値上昇を気にした結果かも

黒糖といえども砂糖のもとだから血糖値を急上昇させると思いがちです。

血糖値を上昇させる目安となる「GI値」を見てみますと、黒糖のGI値は高めですが白糖もGI値よりは低いようです。

 

この違いは何かと自分なりに考えたのですが、純粋に糖分だけを含んでいると、糖分がダイレクトに小腸から吸収されてしまうのではないかと思うのです。

 

黒糖には糖分以外の雑多な成分がいろいろと含まれています。いってみれば「混ざりもの」です。

この「混ざりもの」がいいのではないでしょうか。

 

混ざったもののなかから糖分を選んで小腸で吸収するわけですから、その分吸収に時間がかかる、というのが私の「予想」です。


白米よりも低GI値の玄米を食べる方が血糖値は上がりにくい

上と同じような理屈で、普段食べているご飯についても考えてみます。

もちろん白米を食べています。いってみればデンブンという糖分の塊です。優秀なエネルギー源です。

 

しかし、血糖値の上昇スピードという点では、けっこう「上げてくれる」食材です。

 

ここで、白米に似た「混ざりもの」を考えますと、精米する前の玄米が思いつきます。
白米にヌカなどが付いたままの状態が玄米ですね。

 

玄米もまた「混ざりもの」ですから、糖分を含んでいても血糖値をあまり急上昇させないようです。

玄米はコリコリと硬いことが多く、おいしさの点では白米に負けるのかもしれません。

 

しかし、白米ばかり食べていた昔の大名や武士が脚気(かっけ)を患ったという事実からも、栄養学的に玄米が優れていることは明らかですね。


カロリーの高低よりもGI値を優先して混ざりものを食べるのがベター

以上、バナナ、黒糖、玄米を例に挙げました。上でも述べましたように、これらの共通点は「混ざっている」ことです。純粋な糖分ではないのです。

 

もともと人間は雑食性ですから、「混ざりもの」から選りすぐって必要な栄養素を吸収してきた動物なのでしょう。

 

なにかと混ざりものを食べた方が、人間のカラダに合っているようにも思います。


まとめ

ダイエットに取り組むからといって食材のカロリーばかり気にするのは、健康の点では不十分かもしれません。

 

カラダへの負担を下げるという点ではGI値を気にしつつ食後の血糖値の急上昇にも気を付ける方が良さそうです。

 

身近な食べ物では、バナナ、黒糖、玄米を挙げましたが、共通しているのは純粋な糖分ではなくて「混ざりもの」である点です。

 

純粋な糖分を避けて「混ざりもの」を食べていれば、血糖値の急上昇をなんとか抑えられそうな気がします。