人類が初めて遭遇したものは、誰も対処法がわかりません。
あたりまえですが、この通りです。
もっともらしいことを言っていても正解ではない
今までの歴史上の経験、医学的知識、といった人類の知恵を総動員しても、結局のところ正解はわかりません。
もっともらしい提言をしている人が正解しているとはいえないのです。
起きてしまった歴史から学ぶことくらいしか、人類はできないのかもしれません。
政治的な判断、経済的な判断、医学的な判断、すべてを考えたうえで判断できる人なんて、どこにもいません。
それぞれの人が持っている知識や経験の範囲内で、判断するしかないのです。
個人ができること
実際に危険が迫っている各個人は、結局のところ、自分の命、自分にとって大切な人の命、また、生活を守ることしかできません。
自分の生活を守るために大切な日用品を買いに行ったら、それは他人様の大切なものを奪っている行為かもしれません。
社会的な生活、理性的な人間社会を保ちたい一方で、どこか矛盾する行動をしているのも人間です。
なのであれば、自分勝手に生きればいいのではないかと、極論を言うつもりはないのです。
自分自身で考えて、優先順位をつけて、今後の行動をするしかなさそうですね。
ウイルスと、宿主である人間とは対等な関係
それにしても、歴史的な過去の教訓からもわかるように、ウイルスというのは生物を根本から変えるチカラを持っていますね。
ひょっとしたら、人間の遺伝子にまで入り込んで、一部の人間を進化させてしまうのではないかと思えるくらい、劇的に何かを変えてしまうチカラを持っているようです。
そういう意味では、宿主である人間は、ちっちゃなウイルスと対等な関係かもしれません。