世の中が荒れに荒れまくっているため、今後の未来に不安をいだいているひとも多いと思います。
私もその一人です。
コロナ禍が原因のばくぜんとした不安感
健康に関する不安、仕事に関する不安、給料に関する不安。
組織のなかで働いていると、例えば給料を上げたいと思っていても、すでに埋まっているポストが空いたときに、そこに就かなければ昇給しないシステムになっています。
普通は、組織のポストと給料とがリンクしていますから。個人の能力なんて、あまり関係ありません。
一方、組織を離れて、その人の能力がそのままお金に直結するしくみのなかへ飛び込んだとします。
その人の能力分のお金がもらえるかもしれません。
しかし、どんなにがんばっても一般的にその額はわずかです。
自分の能力を活かして給料をもらいたいと思ったときに、まっさきに思いつくのが資格かもしれません。資格だけで給料をもらえるとは限りませんが。
不安感のエネルギーをチカラへ変換
自分のキャリアをあげるために、資格でなくても、なんらかの勉強が必要であることは、おそらく間違いない事実です。ペーパーテストだけでなく、ノウハウも含めたあらゆる勉強を指します。
この際ですから、強い不安感の「負のエネルギー」を「正のチカラ」へ変換してやろうかと思うのです。
そんなチカラを付けるために、けっこう努力が必要なのですが、その努力がなかなか続きません。
モチベーションが下がるとか、仕事との両立が難しいとか、その理由もよく理解できますが、そのハードルを突破しない限り、どこにも向かうことができませんね。
「毎日~しなければならない」「かならず~する」といった試練は、通常、苦痛以外の何物でもないため、長続きしません。継続できません。
習慣化するクセをチカラへ
反対に、継続さえできれば、大きなチカラになります。継続のチカラとは、「習慣化」ではないでしょうか。クセ付けです。
小さなことを寝る前に毎日続ける、ごはんのあとに小さなことを毎日実施する、毎朝必ず決まったルーチンを行う、など、決めたことを2か月、半年も続ければ、なにかしらの効果は出てくるハズですね。
最もわかりやすいのは、男性がはまってしまう筋トレです。続けさえすれば、半年後の成果は必ずカラダに現れますから。
これと同じことを脳のなかで起こすことができれば、半年後にはきっと何かが変わっているといえます。
新型コロナウイルスの影響で、今までの習慣が崩れているからこそ、今までにない習慣を付けるチャンスかもしれません。
このドタバタしている状況を、ピンチと見るかチャンスと見るか、人それぞれですが、せっかくの機会ととらえて、チャンスに変えたいと思うのです。