過去に、姿勢改善に取り組んだ経験があります。
自分が猫背気味だったのは自覚していましたが、なんで猫背がカラダに悪いのか、実感がなく、調べることから始めました。
背骨で頭を支える姿勢が良い姿勢
ゆるやかにS字カーブを描く姿勢が良いそうです。
このS字カーブで、重い頭を支えているそうです。
頭が重いって、実感ありますか?
ボーリングの玉くらいの重さがあるそうです。5~6kgでしょうか。
こんな重いものを、起きている間はずーっと骨と筋肉で支えているのです。
猫背になると頭が前へ出ます。そうすると、背骨で頭を支えていたのに、頭が前へ出た分、背骨でなく筋肉で支えることになります。
短時間であれば筋肉でも支えられますが、長時間になると、筋肉が悲鳴をあげます。
こんな状況が起こるのは、まさしくスマホを見ているとき、デスクワークで仕事をしているときです。
デスクワークを1日続けていると、眼精疲労であったり、頭がぼーっとする症状であったり、夕方頃になんともいえない症状に困ることがありますよね。
姿勢が悪いことを自覚してからの意識づけ
立った時に、骨盤のうえに背骨を乗せ、さらに背骨のうえに頭蓋骨を乗せるイメージをたたき込みました。
立った瞬間、歩いているとき、意識づけをしてからだいぶん改善してきました。
コツとしては、胸の筋肉ではなく、背中側の筋肉を意識して、背中側で肩甲骨同士を寄せることを意識すると、うまくいきました。
胸を張ることを意識したわけではありませんが、結局胸を張ることになるので、若々しく見えるようです。
悪い姿勢で凝り固まった筋肉をほぐすためのストレッチローラー
長い間、猫背状態が続くと、それに伴って本来しなやかな筋肉も硬直してしまっています。
猫背を改善している過程で、凝り固まって筋肉を元のようにほぐしてくれる道具の1つがストレッチローラー(ヨガポール、リリースポール)です。
まず、自分の立ち姿を鏡で見ましょう。
立った状態で脱力すると、まるで背中の曲がったご老人のように、肩甲骨あたりでカクっと曲がった部分がありませんか。
胸椎部分というのでしょうか、カクっと折れ曲がるところがあるのです。
仕事でデスクワークをする人ならわかると思いますが、猫背姿勢を続けると、腰というよりも、肩甲骨の下あたりの筋肉が硬直して、違和感が生じてきます。
実際、このあたりの筋肉に負荷がかかるようです。弛緩させるために、ストレッチロラーの出番です。
1.
まず、背骨に沿ってポールを身長方向(縦)に置きます。
ポールの上に背骨を乗せてユラユラするだけで、背骨周辺の筋肉を少しゆるめます。
このときに、背骨の折れ曲がり部分が凝っていることを自覚できます。
2.
折れ曲がっている背骨部分を、ストレッチローラーの端(角)に当てます。
そのまま脱力して、頭を床につけてしまいましょう。
頭を床に付けることで、頭が支えになって、無理なチカラが背骨にかかりません。
そのまま脱力を続けると、折れ曲がった背骨部分がもとに戻るようです。
私だけでしょうか。筋肉が脱力すると、口のなかにジワジワ感が出ます。
これを脱力の指標にしています。
ストレッチポールの端を使うので、発砲ウレタン製のローラーが良いと思います。
さらにバランスボールで脱力
すでに購入していたバランスボールを活用できないかと模索したところ、筋肉の脱力にバランスボールも使えます。
バランスボールに腰を乗せて座り、微妙に上下にバウンドし、これを続けているうちに背骨の筋肉がゆるみます。
微妙に上下させるのがミソです。
まとめ
以上、長くて転がるタイプのストレッチローラーの活用法を紹介しました。
長さが短く表面に凹凸があるタイプもあります。
断面が半円形で、転がらないタイプもあります。
凹凸のあるタイプは、ツボ押しにもってこいです。
ストレッチローラーは、ときにはヨガポール、リリースローラーと言われることもあります。有名なストレッチポールという名前は登録商標のようです。
バランスボールは、最初は遊ばれていたのに、今では家の中で邪魔扱いされていることが多いと思います。
こんな単純な道具で、背骨付近の筋肉がゆるむのであれば、コスパ最高です。
あとは、自分が習慣付けできるかどうかですね。
猫背による背中の筋肉の張りに困っている方は、おためしください。