世界の大国のトップを選ぶ選挙を見ていて、いろいろと考えさせられました。
世界の親分といってもいい国なので、かなり優秀な人でないと国のトップはできない、と以前は思っていました。
しかし、この4年間はどうでしょう。やりたい放題???
自分がやりたいと思うことを推し進めるのは、国の代表者としてはおかしくないです。
そう、正義に沿って物事を進めるのは、決して間違いではないのです。
しかし、何かが違う。
正義は、必ずしも正しくないと思うのです。
ですので、正義と正義とが戦ってしまうこともあり得ます。
この4年間、違法入国しようとする人を締め出し、自分の国だけが有利になるように関税をかけ、世界的な組織から脱退し、まるで各個人でウイルスと戦えといった政策、、、、手続きさえ踏めば、こんなやり方も、間違っているとは言い切れません。
しかし、それによって世界はどうなったでしょう。
少なくとも混乱は生じました。その後、何か良いことが起きればよかったのですが、起きたでしょうか。
やはり、正義は必ずしも正しくないのです。
正義を振りかざして一気に物事を進めたときの危険性は、70年以上前の日本でも同じようにあったのではないでしょうか。
多数意見が正しいとも言い切れません。4年間支持し続けた国民が、半分程度いたのですから。
ノリや雰囲気も大切ですが、よく考えて、洞察力をつけるしかないのでしょうね。