グローバル化が進んで、世界各国の食べ物が安く手に入ることはよいのですが。
また、加工食品をうまく利用すれば、時短で食事ができるのも、よいことなのですが。
安心して普段食べている食品でも、表示された成分をよくよく見ると、「聞いてないよ」と言いたくなる成分が意外と入っています。
輸入ワインに酸化防止剤が入っているのは、まぁ仕方ないとしても、防腐の目的で安易に防腐剤を入れないでほしいですよね。
最近は防腐の役割をする成分が防腐剤の代わりに配合されている場合が多いですね。
例えばポリリジン(しらこタンパク抽出物)など。
多量にとれば有害なのでしょうけど、しらこから抽出されるのであれば少し安心感があります。
ところが輸入食品には遠慮なく合成防腐剤が入っている場合があります。
日本でも許可されている着色剤なので法的に問題があるわけではありませんが。
日本の食品ではあまり見かけないソルビン酸などは、輸入されたお菓子などに入っている場合があります。
ヨーロッパや東南アジアから輸入されたお菓子に配合されている例をよく見ます。
うっかり100円ショップで購入しそうになります。
あと気になるのは、着色剤ですね。
日本の食品やお菓子は、天然着色剤を使う傾向にあるようですが、輸入食品や輸入されたお菓子には、平気で赤色〇号、青色〇号とかって書いてあります。
色を出したいために合成着色剤を使うのですね。
日本のお菓子に合成着色剤を使うと、母親に嫌われるということを海外の食品メーカーはあまり知らないのかもしれません。
そういえば子供のころ、合成着色剤の入った甘い粉を口に入れて、舌が真っ赤になったのを見せ合った記憶があります。
このお菓子には間違いなく赤色〇号といった合成着色剤が入っていたのですね。
今となれば恐ろしいはなしです。
このように、普段何気なく食べている食品やお菓子には、なんらかの防腐剤が入っている場合があります。
開封前であれば腐らないのですが、いったん袋を開けてしまうと細菌やカビの栄養分となってしまいます。
腐っていくのを防止するために、配合せざるを得ないという事情もあります。
防腐剤以外にも酸化を防ぐ目的で添加剤(酸化防止剤)が配合される場合もあります。
作りたてを食べられるのであれば、本来は必要ない添加物といえるでしょう。
こんな添加物について、表示成分を見ただけで理解できる状態って良いと思いませんか。
食品もそうですが、歯磨きや化粧品などのドラッグストアで販売されている製品(化粧品や医薬部外品)も同様に、配合成分が表示されています。
肌につける製品がどんな成分でできているかを知っておくことは、けっこう興味深いですね。
食品や化粧品の成分についての知識は、たとえ詳しい知識でなくても、かなり役立つといえそうです。
勉強した結果を、このブログでまとめてみたいものです。