感染の伝播を抑えるためには、緊急事態宣言が必要だ、という世論があります。
人の動きをできるだけ止めてしまう、という方策ですね。
有効な対策の一つです。
なによりも病院の崩壊を防止しなければいけません。
一方で、経済活動を抑えてしまうと、世の中がうまく回らなくなります。
感染を抑えながら、経済活動もうまく進めていかなければいけません。
このバランスが大切なのですが、どこをどう調整すればいいのかなんて、誰にもわかりません。
結局、その都度、あれこれ、行き当たりばったりで判断するしかないようです。
ただ、ウイルスの伝播を理屈で考えると、室内でマスクをしない会話によって感染しているように思えてなりません。
いまさらですが、ほとんどの人は気づいているハズです。
では、感染を抑えるためにはどうするか。
逆を考えます。
マスク、無言、です。「密集」よりもこの2つではないかと予想します。
いわば、最近よくみかける造語、黙食、黙乗です。
黙食、黙乗の効果
電車通勤を考えてみます。
あれだけ密集している車内で、会話している人はほとんどいません。
まさに「黙乗」。
ほぼ全員がマスクをしています。
実際のところ、電車内でクラスターが発生したというニュースは聞いてません。
車内換気という予防策も効いているのでしょう。
学校での給食を考えてみます。
生徒たちは、あまりしゃべらないように黙々と食べているハズです。
まさに「黙食」。
学校で大規模な感染が起こったというニュースは、あまりないようです。
外食や飲酒そのものが悪いのか
これに対して、外食・飲酒はどうでしょう。
数人、マスクなし、会話、室内、これだけで簡単に感染しているようです。
でも、外食や飲酒自体が悪いのでしょうか。夜遅く酒を飲むことが悪いのでしょうか。
上記の原因から考えられる「ルール」を守れば、感染しないのではないかと予想します。
感染予防のルール
感染しないための3つのルールを考えます。
室内の換気(寒いけどがまんする)
一人(または二人)で食事する、酒を飲む。
食事中でもマスクをする(会話するときはマスクをする)
夜遅くに外食・飲酒したとしても、これだけを守れば感染をかなり防げるように思います。
外食・飲酒自体が悪いのではないのですね。
飲酒しても、外食しても、黙食であればかなり感染を防げるといえそうです。
飲酒や外食したいという気持ち
ただ、マスクしてまでして外食・飲酒したい人がどれだけいるのでしょうか。
そもそも外食・飲酒する目的は、マスクせずに解放感をもって、他人と会話するためなのではないでしょうか。
このあたりが感染防止の分岐点・境界かもしれません。
おいしい料理やお酒を純粋に楽しむための外食・飲酒であれば、感染予防のルールさえ守れば、一人(または二人)で楽しめるのです。
反対に、お酒を飲まなくても、密室で複数人でマスクなしで会食したら、どこかに一人でも感染者がいれば、アウトかもしれません。
となると、お酒を飲みながら他人様と会話したい人の選択肢は限られてきます。
屋外で距離を保ちつつ、マスクを付けながら会話する、という選択肢です。
そんなお店どこにあるのだろう、、、お店が繁盛するのだろうか、、、
自分なりの結論
以上、外食や飲酒による危険性を自分なりに理屈で考えてみました。
キーワードは、黙々(もくもく)です。
なんとか外食できる方策はないものか、と考えてしまいました。
自由に外食できない状況が長すぎです。
そろそろキレそうだから、こんな考察をしたのでしょう。
結論としては、まだまだ夜の繁華街での外食は難しそう。
みなさんも考えてみませんか。