いまや国民の大半が使っているのではないかと思われる「LINE」。
メールよりも気軽、おまけに通話もできてしまう、と確かに便利です。
でも、よく考えると、なんでこのアプリだけなのでしょう。
実は、ビジネス用では、よく使われているアプリとして複数のアプリがあります。
Slack、Chatwork といったものが有名です。
1つのアプリでこと足りるのなら、効率的で良いという面もあります。
しかし、何らかのトラブルが起こってしまったら、とたんにマヒしてしまいます。
トラブルが起こっても普通のメールなら、メールアドレスを複数持っていれば、なんとか連絡は取れるでしょう。
でも、1つのアプリに集中しているのは、ほんとは危険ではないでしょうか。
Skypeといったアプリもありますが、あまり普及していないようですね。
世の中がデジタル化して、効率化していくのは良いのですが、デジタル化が万全ではありません。
裏返しで、リスクもあります。
個人情報の流出などは、そのような例の1つです。
なので、本当は、以下のように組み合わせで使えるようになると良いと思います。
電子マネーとメッセージアプリとの組み合わせ(LINEなど、すでにありますが)、
メールアドレスとメッセージアプリとの組み合わせ(gmailなど、すでにありますが)、
もはや、SNS(TwitterやInstagram)とメッセージアプリとの境界はよくわからなくなっていますが、今後も混沌とした状況が続くのでしょう。
競争社会ですから、メッセージアプリまで国で管理するわけにはいかないです。
いろんな人が、いろんなアプリを使うという状況は、今後も続きます。
ところで、国全体をデジタル技術によって効率化する構想があります。
世界の先進国のなかでは遅いくらいですが。
そうなったとき、国民一人一人にメッセージを送る手段は必ず必要になると思われます。
そのときもやっぱりLINEですか?と、単純に思ってしまいます。
きっと、何かしらの手段を考えていると期待します。