ワクチン接種が進んでいます。
２回接種すれば、なんとかなる、感染して死ぬことはない、と楽観している人がほとんどかもしれません。
最近までは、私も楽観していました。
しかしどうでしょう。
ワクチン接種だけでは元のような生活ができないように思えてきました。
ワクチンの効果は多少あるとしても、ウイルスがどんどん変異してしまっています。
ワクチンを接種したとしても、感染しないとはいえないようです。
また、感染後に重症化しない、というのも正しくはないようです。
かえって、ワクチン接種によって人々の活動が活発になります。
その分、無症状の人がウイルスを広げてしまう危険性が高まるようです。
よくよく考えると、１年前から状況は何も変わっていません。
むしろ、感染しやすくなっているようです。
街にウイルスが漂っている確率は、今の方がかなり高いですから。
ということは、特効薬が出てこない限り、もうしばらくはマスク生活、ディスタンス生活が続くのでしょう。
新型インフルエンザが流行したときは、すでに旧型インフルエンザの経験があったため、特効薬がなくても何とかなっていたのでしょう。
そして、新型インフルエンザの特効薬が出てからは、インフルエンザは「注意すべき」感染症になったと記憶しています。
けれど、さらに変異したインフルエンザが出てきた場合は、もっとすごいことになるでしょう。。。。
今回の新型コロナウイルスは、人類にほとんど免疫がないところで広がりました。
なので、いくら優秀なワクチンができたとしても、ウイルスの変異の方が速く、人類がついていけてないようです。
何種類かの変異ウイルスにかかってしまえば、免疫もできて、重症化することがなくなるのかもしれません。
そんなステップを踏んでいくと仮定すると、まだまだ時間はかかりそうです。
もしかしたら、いったん免疫ができても、次々と免疫力が消えてしまうのかもしれません。
そうなると、けっきょく、いつも感染に気を付けなければいけません。
そんなことを考えていると、ワクチンを２回接種したからといって、決して安心できる状況にはなれないようです。
