他人から何故こんなこと言われるのだろうと、疑問に思ったことはありませんか。
自分自身には身に覚えのない「自分の言動」が原因かもしれません。
自分を客観的に見てみたいと考えてみましょう。
せっかくのデジタル時代ですから、スマホ等の動画で自分を確認するという手法があります。
客観的な視点で、自分が映っている動画を見てみましょう。
これまで、自分が映っている写真を見る機会は、何度もありました。静止画です。
でも、動いている自分の姿を見る機会は、あまりなかったかもしれません。
この10年くらいでかなり増えました。
ここで、私の話題になります。
私の場合、もともと、自分が映っている写真を見ることすら嫌ですから、
自分が普通に歩いている姿なんて、見ようとも思いませんでした。
しかし、あるとき偶然、自分の歩く姿を動画で見ました。
「なんて姿勢が悪いのだろう」とショックを受けました。
これがきっかけとなり、姿勢改善に乗り出したのです。
写真嫌いだった私と違い、一般的に若い時は、写真や動画に写るだけではしゃぐことが多いと思います。
しかし、年齢を重ねると、自分自身の老け顔を見ることが嫌になってきます。
そんな自分自身の姿を、あえて他人様は言ってくれません。親切心からです。
自分自身の外観を客観視しようと思ったら、自分の姿を動画にとって、その動画を「客観的に」見るしかありません。
自分自身の性格はなかなかわかりにくいですが、自分の歩き姿は、動画を見るだけですぐにわかります。
いまや、スマホの普及によって姿勢の悪さが問題となっています。
ストレートネックなどがその代表例です。
しかし、それを自分で実感している人は、あまりいないようです。
自分が歩く姿を動画で撮影してみてください。
ひょっとしたら衝撃を受けるかもしれません。
猫背を自覚していても、猫背を治すモチベーションが低い人もいるでしょう。
そんなとき、自分の猫背を動画で確認してみましょう。
衝撃をうけますよ。特に、正しい姿勢の人と比べてみると、一目瞭然です。
姿勢に限りませんが、自分自身の動きを客観的に観察できる時代になったのです。
スポーツの分野でも、自分のプレーをあとで確認することができます。
デジタルビデオのない時代なら、人から言われて、頭でイメージして、自分の動きを修正して、という何段階ものステップを経ないと修正できなかったのです。
それが今や、まずいプレーを自分自身で客観的に確認できます。
あとは、自分の動きを修正するだけです。
どうでしょう。
自分自身を客観的に確認するために、あえて自分自身の動きを録画してみるという方法は、使えるのではないでしょうか。
テレビなどのメディアに出演する芸能人は、仕事として普通に実行していることです。
自分の動きを意識するだけで、自分自身の言動を意識することにもつながります。
スマホの動画機能は、このような「自己確認」のためにスマホに付いているようにも思えてきました。