ひょっとして日本という国は、いまだに大きな村社会か?と思うときがあります。
他人様がやらかした言動をやたら批判してしまう。
自分が思う「こうでなければいけない」を他人様に対してぶつけてしまう。
そんな感情でしょうか。
そんなとき、自分では「良かれと思って」行動しています。
いわば正義感かもしれません。
でも、正義って、必ずしも正しくない・・・・。
価値観は人によっていろいろです。
ある人にとって良いことでも、別の人にとっては悪いことかもしれません。
なので、他人様を批判する前に、その「正義」は本物かどうかをよく考えましょう。
単なるおせっかいを、さも正しいかのように押し付けているだけかもしれません。
しかし、おせっかいと無関心との関係は、難しいですね。
自分では気づいていない問題行動を指摘してあげないと、なかなか気づかない場合だってありますから。
だから、決して威圧的ではなく、助言として言ってあげる方が好ましいのでしょう。
昔よりもさっぱりした人間関係に変わってきていますから、1回助言したら、もう二度と言わないくらいでちょうど良い。
ワイドショーで有名人のスキャンダルなどを話題にしていますが、事件性がなければどうでもいい話です。
芸能人は注目されてなんぼの商売ですから、ゴシップネタでテレビに出るくらいの作戦はあってもいいのですが、一般人は関係ありません。
他人様がつきあったとか離れたとか、どうでもいい話なのです。
「どうでもいい」ということを心がけたら、自分の悩みも消えるかもしれません。
だれかが言い出した人生の勝ち組とか負け組とか、
成功したとか成功しなかったとか、
だれが決めることでしょうか。
仮に、負け組だとしても、負け組がたくさんいるからこそ勝ち組が成立しているだけのはなしです。
自分の人生をどのようにプロデュースするかだけに注力すればよいと思います。
この世からいなくなるまでに、最低でもこんな人生にしたい、と思って行動すれば、他人様の人生なんて「どうでもいい」のです。
他人様とうまく関わりながら、自分の人生を充実させればそれで十分です。
まったく面識のない他人様に「イラッ」としたときは、まず自分のなかにある感情を整理したらいいですね。