どこもかしこも人手不足です。
一般的な仕事はもちろん、公務員的な仕事も同じです。
学校なんて、子供の数が減っているのに先生方は過労気味なんだとか。
一方で、仕事が足りずに収入が増えていない人も多いようです。
このミスマッチな状況はいったいどうなっているのでしょう。
適した人材はどこかにいるのだから、マッチングをきちんと行えば解消するハズなのに。
公立の学校の業務を考えても、同じことがいえそうです。
学校の先生は、勉強も教え、生徒指導も行い、部活動の担当などもこなします。
全部を完璧にしようと思えば、どんなスーパー人間でしょうか。
そんな教師はいません。人間ですから。
せめて部活動の担当くらいは、専門性のある人に任せたらいいのでは。
音楽だけでは、スポーツだけでは、芸術だけでは収入が足りていない人はたくさんいます。
なかには個性的な人もいるかもしれませんが、社会的な常識さえあれば、生徒と関わって活動したらいいと思います。
本気でスポーツに取り組みたい生徒や、吹奏楽に夢中になっている生徒にとっては、専門性のある人に教わるのは、うれしいことかもしれません。
公立学校の部活動は、プロを育てることを目的としていませんから、どこまで専門性が要求されるかは微妙な問題です。
ただ、それなりに実績がある人に教わるのは、生徒にとって良いことだと思えるのです。
一方で、教える側が学ぶ必要もあるでしょう。
発達段階の生徒をどのようにサポートしていくかは、人間そのものをよく知っていないとできません。
コミニュケーション能力も必要です。
お互いに少し歩み寄れるような努力、法律上の規制の緩和、があれば、ミスマッチを解消できるような気もしますがどうなのでしょう。
おそらく、問題がいろいろあるので、前に踏み出せないというのが現状なのでしょう。
多少の失敗はあっても働けるうちにいろんな経験をする方が、その人にとって良い人生になると思うのですが。