じわじわと物価高の影響が出始めています。
よくわかるのは、スーパーマーケットでの買い物。
今まで通りのつもりで買い物したら、なんだか思ったよりもお支払いが高くなっています。
これぞ、物価高の影響です。
電気代、ガス代も上がりますから、給料があまり上がらないのなら、実質的に給料が下がっているのと同じです。
そうなると、庶民は、支出を減らすしかありません。
支出を減らすといっても、何を減らしましょう。
この際ですから、食費を少し減らして、夏に向けてダイエットに挑戦したらどうでしょう。
もし成功したら、一石二鳥です。
でも、今までダイエットに挑戦して失敗したという人は、自分も含めてたくさん、いや、ほとんどかもしれません。
劇的に変化したコロナ禍を経験したのですから、ちょっと習慣を変えるくらい、平気ではないでしょうか。
空腹マニアを目指しましょう。
飢餓状態にするという意味ではありません。
腹八分目に喜びを感じましょう、という意味です。
昔から腹八分目は、健康の秘訣といわれてきました。
実際、最近の研究結果では、やや空腹でいる方が、寿命が延びるという結果が出ています。
30歳くらいまでなら、たくさん栄養を取る必要があるかもしれませんが、35歳以上なら、代謝が落ちてきますので、実は、過剰に栄養をとる必要はありません。
むしろ、プチ飢餓状態の方が、カラダが活性化します。
少ない栄養をフル活用しようとして、カラダの機能が動き出すのです。
実際にプチ断食するとわかります。
便通、肌の調子、胃腸の調子、すべてが良い方向へ傾きます。
普段の食事を満腹にもっていかない、それだけでよいのです。
この「プチ快調」を知ってしまうと、空腹マニアへの扉が開かれつつあります。
空腹だから体調よくなるという刷り込みが、頭の中にできあがってきたら、もうあとは自然に贅肉が減っていきます。
ここで、筋力を落としたくない場合、やはり筋トレも必要でしょう。
タンパク質はきちんととって、筋トレをしながら、腹八分目生活をすれば、男性でいうと「細マッチョ」を目指せます。
女性は普通に筋トレしても筋肉はつきにくいので、筋トレすることに抵抗感を持つ必要はありません。
年齢を重ねたあとにきちんと歩ける自分を保つために、筋トレをすべきと思います。
以上の通り、空腹マニアになって軽い筋トレを続ければ、健康的なカラダという意味では無敵ではないでしょうか。
世の中の変化に適応して、得をすることこそ、給料がなかなか上がらない庶民の「したたかさ」だと思うのです。