食欲が落ちてしまいがちな夏本番はもうすぐのようです。
私の場合、暑い状況にいることがストレスとなって、夏になると逆に食べ過ぎてしまう傾向があります。
なので、夏になると太ってしまいます。
アイスやスポーツドリンクを多量に飲食するのも原因の一つです。
夏に太る人は少数派かもしれませんね。
といっても、年齢を重ねるにつれて、食べられる量が減ってきましたから、夏になると食欲がなくなる日が多くなってきました。
熱中症対策として塩分の摂取があります。
しかし、塩分をとり過ぎると高血圧になります。
塩分を控えつつ、食欲が増すような料理を食べたいですね。
年中熱い東南アジアなどでは、かなりスパイスの効いた料理が多いですね。
タイ料理などは、塩分が少ない代わりに、いろんなスパイス(香草)が効いています。
暑いと食欲が減りがちなので、スパイスは食欲を高める人類の知恵なのでしょう。
日本でも、塩分を控える代わりにダシを使うという知恵があります。
スパイスやダシは、食欲を高めるための良い手段です。
しかし、日本の大半の人は、辛い料理が苦手です。
唐辛子が効きすぎた料理は敬遠されがちです。
たしかに唐辛子が効きすぎると、胃壁を痛めたり、翌日のお通じが痛かったり、あまり良いことはありません。
スパイスといっても唐辛子だけではありませんね。
日本にも「薬味」というスパイスがあります。
ショウガ、青葉、練りからし、山椒、わさびもスパイスと考えれば、いろいろと工夫できそうです。
ほんとうは、生の状態から使いたいのですが、そんな手間暇をかけている時間もありません。
生の薬味がチューブで販売されていますが、それよりも、もっと手軽な乾燥スパイスを利用してみてはどうかと思うのです。
粉のショウガなどは、100円程度で売ってます。
ショウガは、体を温めてくれる作用があるそうなので、冷房で冷えたカラダを温めるには、ちょうどよいスパイスです。
ここで、かなりマニアックなドリンクの紹介をします。
できれば糖分を控えたい夕方の空腹時。
血糖値を急激に上昇させないために、スイーツは避けたい時間です。
バナナがおすすめですが、生ものですから、場合によっては保管が難しいですね。
そこで、即席きな粉ドリンク。
大豆の栄養をとることができます。
きなこにショウガパウダーを混ぜて、お湯でトロトロにしてから飲むドリンクです。
好みに応じて、シナモンを入れてもいいと思います。
シナモンパウダーも100円で売ってます。
もっと工夫するとすれば、カルダモンやクローブをさらに加えて、なんちゃって「チャイ」風な飲み物に。
塩分や糖分を控えつつ、猛暑を乗り切る工夫をいまから始めてもよいかもしれません。