若いころから、自分は子供好きかも、、、と思っていました。
自分の子育てが落ちついて、あらためて考えると、子供好きというよりも、若いエネルギー好きなのかもしれないと気づきました。
言い換えると、自分よりも若い「エネルギー」の塊の近くにいることが好きなのかもしれません。
正直にいえば、四六時中若い人間がそばにいるのはうっとうしいのかもしれません。
というより、あちらもおっさんを相手になんかしたくないでしょう。
そう、率直にいえば、若いエネルギーに触れていたいだけなのです。
そういう環境にいると、自分が年齢を重ねることを忘れていますから、脳が老けていくことを忘れています。
自分よりも若い人と会話をすると、世代間ギャップがあって、逆に好奇心がくすぐられます。
こういうのを「若い人のエキスを吸う」とかいうのでしょうか。
ちょっと変な表現ですが、まんざら外れではないと思います。
おっさん以降になると、思考がガチガチに固まってきます。
勝手に自分の成功体験を正当化して、若い人に押し付ける場合だってあるかもしれません。
でも、世の中は変わっているので、そっくりそのまま自分の経験が今の若い人に当てはまるとは限りません。
若い人を観察するくらいでちょうどいいのです。
そして、良いところはヒントにして、自分の糧にするくらいでちょうどいいのです。
おっさんが小学生以下の子供を相手にするのは、なかなか重労働かもしれません。
でも、自分の孫であれば、平気で相手することができるではありませんか。
気持ちの持ちようで、自分をがんばらせることができるのです。
子供を相手にして、エネルギーをもらっているのですよ、きっと。
なので、子供や若い人を相手にして、疲れながらも楽しめる人は、肉体の疲労を上回るくらい「エネルギー」を吸収できる人なのです。
ま、こんな考え方のできるおっさんは、なかなかいないでしょうね。