時代の変化とともに、人間が使いこなせる道具は変わっていきます。
自動車のない時代に生きていた人は、老人になってから自動車が普及しても、自動車を運転できません。
同じように、スマホのない時代に生きていた人は、老人になってからスマホが普及しても、スマホを使いこなせません。
自動車を運転できない人が劣っている、ではありませんし、スマホを使いこなせる人が優れているという話でもありません。
時代ごとに状況は変わり、常識も変わります。
見方を変えると、今の時代は、自動車がなければ広範囲に行動できませんし、スマホがなければうまく他人様と意思疎通できないかもしれません。
時代とともに主要な道具は変わっていきます。
今の主要な道具といえば、デジタルツールでしょう。
デジタルツールを使えない人は、どんどん時代に取り残されていくのでしょう。
進化したツールを使いこなせるからこそ、次の時代を担える人材も育つ、といえそうです。
そうなると若い人でなければダメなのか、となります。
しかし、死亡する間際の高齢でない限り、時代のツールに「ついていく」ことは可能です。
ニュースなどによって伝えられている世の中の情報を聞き流すか、それとも、ちょっとだけ好奇心を持つかで、「ついていける」かどうかは、大きく変わります。
昔はこうだった、ああだった、と昔だけに固執してしまっていると、自分は時代についていけません、と自己宣言しているようなものです。
好奇心があれば、どんな新しいツールであっても「ついていこう」と思えるはずです。
これは、自らを変えるチカラになります。
自分が生きているうちに、時代の変化を楽しみつつ、それなりに変化についていける人は、次の時代でも楽しめる素質があるのでしょう。
そう思いませんか?