かなり前に流行した歌に注目が集まっているようです。
特に、海外の人に人気がある楽曲があるようです。
シティポップですか。。。
当時はそんなジャンル聞いたことがなかったのですが、いい曲だなと思ってよく聞いていた曲です。
FMラジオから「エアチェック」してカセットテープに録音していました。
FMラジオならまだいいのですが、AMラジオでも録音していたので、今の温室からしたら音質が悪いのなんの。
「エアチェック」という言葉自体、もうなくなりましたね。
話はもとに戻り、実は気が付いていないだけで、1990年代頃の日本の音楽は、かなり貴重なものかもしれません。
今はもう還暦を超えてしまったシンガソングライターの人たちが、かなり活躍していました。
さらに昔は「ニューミュージック」などといわれて、それまでのフォークソングや演歌などとは違うジャンルの曲がたくさん発表された時期でもあります。
今ではJ-POPなどとひとくくりにされますが、ロックっぽい歌、フォークっぽい歌、シンセサイザーを使った新しい歌、いろいろありました。
そのなかにアイドルの歌もあり、実はかなり挑戦的な楽曲をアイドルが歌っていたように思います。
今になって昔の曲がデジタル配信されるようになり、リアルタイムでは全く知らなかった曲を掘り起こしてくれています。
TikTokの影響も大きいでしょう。
なんで、今になってこんな曲が流行るの?という現象も起きています。
振付されて、まさかよみがえる昔の曲。
いったん注目されてしまうと、日本中、下手したら世界中に拡散されます。
そうなると、「あの人は今」のように、以前活躍した歌手がテレビに引っ張り出されます。
リアルタイムでその曲をしっている中年以降にとっては、なつかしい限りですが、今の20代にとってはまったくの新しい曲になります。
なんだか、楽しいですね。
当時、それなりに良いと思っていた曲は、時代をこえてもやはりいい曲なのです。
そんな曲が多量にあるのですから、90年代ころの日本の楽曲は、数でも質でも、かなり価値のあるものではないでしょうか。
日本のエンタメといえばアニメが真っ先に出てきますが、言葉の壁があるだけで、音楽もかなり価値あるような気がします。