以下のはなしは、結局は人の性格によるのかもしれません。
しかし、慎重派、楽観派のどちらかに偏りすぎている人にとっては、参考になると思います。
今の状況が自分にとってあまりよくない状況でも、そのうちなんとかなる、と楽観的に考える人がいます。
不遇な状況でも元気になっていける秘訣の1つであると思います。
このような考え方を持てるのは、才能の1つかもしれません。
一方、今の状況が不安でたまらなく感じてしまう人もいます。
不安感だけが先走ってしまって、精神的に疲弊してしまいがちです。
先ほどの楽観的な人と違い、今の状況を現実よりも悪く思ってしまうタイプです。
しかし、どちらであっても、より悪い状況にもなるし、より良い状況にもなります。
その境界は、行動を起こすかどうかです。
楽観的に考えられても、何もしないで今の状況を受け入れたままなら、そのまま変わらないでしょう。
不安にかられてじーっとしていたら、どんどん状況は悪くなるでしょう。
楽観的であっても、行動しながらなんとかなるさ、と毎日を過ごしていれば、そのうち光が見えてくるかもしれません。
不安にかられていても、不安のエネルギーを爆発させて突破口にできれば、次の扉が開くかもしれません。
どちらであっても走りながら考える、というスタンスが必要なのだと思います。
どちらの方が行動へと変換しやすいタイプか、という視点で考えてみます。
楽観的な場合、精神的には落ち着いているので、自分自身でエネルギーを振り絞って行動を起こすしかありません。
それなりにハードルが高い作業です。
自分で自分を奮い立たせないといけませんので。
不安感でいっぱいのときはどうでしょう。
不安の感情は、人間が持つ感情のなかでもかなり強いエネルギーです。
そのエネルギーを変換することさえできれば。。
熱エネルギー電気エネルギーに変えて発電するようなものです。
エネルギーの変換さえできれば、、、です。
きっと強いエネルギーで、かなり大胆な行動を始めることができるでしょう。
ただ1つ条件があります。
先の見える有限的な不安感でないと、行動へのエネルギーに変換できない。
先の見えない不安感は、なかなか行動に変換できません。
もっと言ってしまえば、不安感も含め「負の感情」はエネルギーへと変わりやすいですね。
恨み、憎しみ、不満などの感情は、怒りなどのエネルギーに簡単に変わります。
このときのエネルギー変換のしくみを、不安感にも応用すればよいのです。
不安感をエネルギーに変えて不安感を吹っ飛ばしてしまう。
というか、不安感を感じないようにしてしまう。
これって、ストレス社会に生きる現代人に必須のスキルかもしれません。
不安感が何のエネルギーに変換されるかは、人それぞれです。
スポーツなのか、創作活動なのか、農作業なのか、ボランティア活動なのか、副業なのか、金儲けなのか、、、、
本業には役立たないかもしれませんが、老後あたりの人生には、きっと役立つスキルでしょう。