ストレスがかかると、人それぞれいろんな逃避行動を始めます。
食欲が爆発する人、お酒が飲みたくなる人、とにかく眠りたい人など。
私の場合、どれにも当てはまるのですが(笑)、特に特徴的なのは、何か刺激感のあるものを食べたい、飲みたい、という気持ちが強くなる点です。
どこか南国にでも行って体験するような食べ物、飲み物が欲しくなります。
具体的には、インドのチャイが飲みたくなります。
日本では紅茶にスパイスを入れるという発想がないため、めったにお目にかかれません。
インド料理店にはありますけど。
でも、甘くて、スパイシーな紅茶は、休憩時に飲みたくなる飲み物なのです。
本来は、安めの紅茶の葉っぱを煮詰めながら、特定のスパイスを加えて作るのがチャイなのだそうです。
でも、仕事の合間にそんなことしてられません。
粉末状のインスタントチャイもありますが、甘すぎる場合が多いと思います。
そこで、自作チャイにチャレンジしたのです。
紅茶はティーバッグで代用するとして、あとはスパイスをどうするかが問題ですね。
いろいろと調べると、
シナモン、カルダモン、クローブ、必要に応じてショウガがあればチャイの雰囲気が出ます。
シナモンとショウガは100円ショップで売っていますが、ほかの2つがなかなか見つかりません。
少し高級なスーパーでやっと見つかります。
カルダモンとクローブがなければ、オールスパイスという単品のスパイスで代用できそうです。100円です。
シナモンは多めに入れて、あとはお好みで少しずつ入れます。
濃くなるようにティーバッグで紅茶を作り、スパイスを入れて、さらにミルクを入れます。
みごとにチャイですね。
スパイシーなのに甘くてほっこりします。
数日間にわたって飲み続けていると、思い始めました。
基本要素である紅茶がなくてもいいのでは?と思ってきました。
ここから科学実験が始まりました。
きなこドリンクに入れても、ほぼほぼ同じ結果になります。
スパイスが勝つのですね。
ということは、あまり味が好みでない飲み物にも応用できるかもしれません。
(スパイスが好きであるという前提はありますけど)
おそらく、プロテインでも、バナナジュースでも、似たような結果になるのでは、と予想します。
スパイスが平気な人はお試しください。