yugusuki’s blog(ゆぐすきブログ)

ウェルネスに興味ある中年男性のいろいろブログです

勘違いで進んでいくのが世の中の常

会社組織を例に挙げると最もわかりやすいと思います。

 

組織のリーダー、例えば部長が誰になるかは、本人にとっても部下にとってもかなり気になります。

 

どんな人が部長になるのだろう、と思っているとまさかの人事判断であったり。

または、やっぱりな・・・・という人事判断であったり。

 

組織の長が決まるとき、やはり実力のある者がそのポストに就くべきと思うのが普通です。

出世したいと思う人は、なんとか実力をつけようと頑張ります。

 

しかし、実際のところ、実力というより特定の人の判断で決まっているのです。

もし、出世したいのなら、いかに勘違いさせるかの方が重要です。

人事判断する人が勘違いをすれば、現場がどうなろうと部長は決まるのです。

どんな人が部長になっても、組織はなんとか回っていきます。

 

いかに勘違いさせるか。勘違いしてもらえるか。

 

 

人事を勘違いさせることに成功した人は、考えてやっているというよりも、生まれ持った特性で勘違いさせているわけです。

 

もちろん、ポストが空くタイミングも人事判断のうえでは大切ですから、運強いという特性を持っている必要もあるでしょう。

 

そんなことが見えてくると、(実力があろうとなかろうと)なるべき人がなるのですから、あまり出世とか考えない方がよいのではないかと思います。

 

ややこしいのは、出世が収入に直結している点です。

リーダーの素質がない人が部長になると、困るのは部下ですが、困った部下は自分で問題を解決するようになるので、仕事の面では進化していきます。

少し長い目で見れば、どちらが良いのかわかりません。

 

なので、収入と出世とが分離していれば、何の問題もありません。

 

近年、夫婦で共働きが普通ですから、世帯の収入であればそこそこあるはずです。

出世、出世と仕事ばかりしていると家庭がダメになります。

仕事と家庭とを両立させるなら、収入と時間とのバランスを考えながら、出世のためだけに時間を使うのはやめておいた方がよいのでは?と思います。

(仕事なんかどうでもいいという指摘ではありません)

 

または、何年か費やしてでも副収入を得られるようにすれば、昇給とか人事とか、あまり重要な問題ではなくなります。

 

収入の問題さえ解決できれば、自分の人生にお金と時間を使うことができます。

 

といいながら、ちょっとだけ心配な点があります。

会社組織への忠誠心がなくなってしまったら、以前のような日本企業の組織力はなくなってしまうのでは?

日本企業が世界で活躍するようなことは、二度と起こらないのでは?という点です。

 

いやいや大丈夫、仕事に夢中になる人は、必ず一定数います。

そんな人たちを押さえ付けないような社会であることも大切です。

 

こんなことを考えながら老後をどうしようかと計画中です。