今やサブスクで聞ける音楽のほとんどは、いわゆるJ-POPのみといってもいいですね。
ほんとは、クラシックとか、ジャズとか、J-POP以外のいろんな音楽を楽しんでいる人はたくさんいるハズですが、商業的に大きいのはJ-POPでしょうか。
私が子供のころまだ演歌が元気であり、ヒット曲のなかに演歌も混ざっていました。
戦後すぐの頃に生まれた人にとっては、演歌くらいのゆったりした曲調がよいのでしょう。
しかし、50代以下の人にとって、演歌が遠く感じられるのは曲調だけではありません。
歌詞の内容がちょっと合わないのです。
昔の古き良き(?)男女の関係が描かれていたり、情景と心情を織り交ぜながら結局男女の別れ話であったり。
よくよく見てみると、作詞家は有名な権威のある男性ばかり。
代替わりしているとはいっても、相変わらずの世界観だけを描いているのかもしれません。
最近の演歌を聞いているわけではないので、わかりません。
もし、演歌の歌詞を女性が作ったらどうなるのでしょう。
若い女子でなくても、年配の女性でも描ける世界観はたくさんあるハズ。
ドラマの脚本だって、有名な脚本家は女性だらけではないですか。
女性だって年代によって考え方は違うので、演歌の歌詞に反映される世界観も年齢によって変わるでしょう。
でも、今まで男性目線だけで作ってきた演歌の世界観は、きっと、女性目線で見たらかなり違うはず。
竹内ま〇やさんの歌詞が演歌になったら面白いんでは?などと妄想してしまいます。
そう、女性は妄想が得意なはず。
男女の心のありようを、とんでもない視点で妄想して描けるはずです。
むしろ、過激すぎて言葉にできないかも。。
演歌のコード進行などはほぼ決まり切っているのかもしれませんが、ムード歌謡のように少し変更することだって可能でしょう。
素人だからわかりませんけど。
そうなると、若い演歌歌手のキャラクターだけに頼らなくても、歌のチカラで演歌をヒットさせることだってできるかもしれません。
一度火がついてしまうと、またたく間に世界中へ広まってしまう時代です。
もし演歌を復活させたいなら、ネット上で拡散されることを前提にして、世界で受け入れられる作品を作ればいいのでは、と思います。
私はまったく演歌ファンではありません。
しかし、日本的な音楽で、年配が好きな音楽が世界的にヒットしたら、演歌好きな年代も今の時代が実感できると思いますけど。。。