お隣の国と比べてデジタル化が遅れているといわれる日本です。
たしかに、決してハードランディングを好まない日本らしいです。
しかし、明治維新では江戸時代から脱却しようとしてかなりハードランディングをしたのも日本。
戦後の復興がうまく行き過ぎてしまい、過去にとらわれていたせいかもしれません。
いいものを作っていれば良い社会になるというステージをとっくに過ぎているという自覚がなかったのかも。
技術革新が起こると、それに合わせて世の中のしくみも変わっていくという自覚が足りてなかったのかもしれません。
(いやぁ~、それが悪いこととも言い切れませんけど)
とはいえ、日本でも時代の流れに合わせて徐々にデジタル化の波が来ています。
パソコンやスマホを扱えない人は、まるで世の中から締め出されたかのような感覚ではないでしょうか。
マイナンバーカードにしたって、個人情報を番号とリンクさせてしまう制度です。
便利になるハズですが、昭和的な考え方をすると、個人情報漏洩の点では少し怖い気もします。
今後ますますデジタル技術を使いこなす必要が出てくるでしょう。
少子化が進むので人手が足りなくなりますから。
しかしデジタル技術を使いすぎると便利になりすぎて、人間の頭で考えることが少なくなり、ぜんぶAIにまかせると人間の能力が下がるのではないかという心配もあります。
そんな心配はご無用かも。
自動車が普及してきたとき、テレビが普及してきたときと同じ心配のように思います。
新しい技術が出ればすたれる部分もあり、そんな状況でも人間は生きていきます。
デジタル技術を使いこなして何をするかが大切でしょうね。
インターネットが普及して、個人で情報発信できるようになってから、中央集権的な世の中から分散型の世の中へ変わっているのは確実です。
やみくもに権威を信じるとか、少なくなったような気がします。
でも、人をブランド化して見てしまうサガは、相変わらず人間に残っているような。
偏った情報が独り歩きして情報集中が起こってしまうデジタル社会は、個人情報漏洩の問題と同様に、懸念すべき点がありそうです。
なんだかまとまらなくなってきましたので終わり。