歩行は、ヒトの動きの基本です。
歩行できなくなったら、ヒトとしての活動の大半がなくなってしまう、というと言いすぎでしょうか。
歩くには、足腰の筋力が大切です。
でも、年齢を重ねると足腰の筋力は低下します。
筋力の低下にあらがうように、適切な筋力トレーニングを続ければ、自分のチカラで歩行するための筋力が維持できます。
特に下半身の大腿四頭筋、ハムストリングス、腰椎周りの筋肉を鍛えることが重要です。
後期高齢者になっても自分の力で歩ける人は、自立した生活を続けることができます。
人に寄りますが、老人の歩行は、見ているだけで危なっかしい場合があります。
高齢期に入ると、筋力低下だけでなく、関節の痛み、平衡感覚の低下なども同時に起こります。
なので、歩行する能力がかなり低下してしまいます。
しかし、筋力トレーニングを続けることで、老後でも歩行できる筋力を維持できると思います。
自分の親を見ていてそう思います。
90歳近くになって今さら筋トレしても遅いかもしれませんが、自力でなんとか歩行できる状況を見ると、歩行のための筋トレは続けるべきだなと思います。
健康的な生活を送る上で、歩くことは不可欠です。
自分の力で歩けることは、日常生活の自立を左右する大切な能力です。
最期まで歩行できる能力があれば、最期まで尊厳を持って生きていけます。
歩行できれば、身体を動かして気分転換になる以外に、社会参加の機会を失いにくくなります。
筋力トレーニングを継続し、歩行できる筋力を維持すれば、寝たきりにならずに自立した生活を最期まで送ることができます。
生きがい、幸福感にもつながるのが歩行するチカラ、といっても過言ではないと思います。
最期まで元気に生きるためには、筋力トレーニングを続け、歩行できる筋力を維持することが不可欠、という結論です。
自分の力で歩ければ、自立した生活を送ることができ、社会参加の機会も得られます。
歩行は健康で充実した人生を送る上で欠かせない能力ですよ。