オリンピックが終わりました。
普段見られないマイナースポーツも観戦できたので楽しい時間でした。
選手の皆様はお疲れさまでした。
(匿名で選手を誹謗中傷する人たち、お疲れになってください。)
ところで、一部のスポーツは、マンガやアニメの影響力が強いといわれています。
サッカー、バスケ、バレーボールなどは、有名なマンガがありますね。
映画化されて世界中でヒットしたものもあります。
「そうなんだ・・・」と思っていたのですが、よく考えると世界中に大きな影響を与えているような気がします。
日本文化のマンガやアニメは、世界中で多くの分野に影響を与えています。
スポーツマンガに限らず、いろいろなところで。
例えば、「ドラゴンボール」、「ナルト」、「ワンピース」といった作品は、世界中ので影響を与えています。
キャラクターのデザインも影響を与えています。
アニメとタイアップしたポップカルチャーも。
アニメ主題歌のJ-POPも世界中に広がっています。
もしかしたらファッションもコスプレというかたちで影響を与えているかもしれません。
見えるもの、聞けるものだけでもこれだけあります。
もっと深~く影響を与えているのは、マンガやアニメのストーリー。
人々の頭のなかにまで入り込みます。
日本文化というひとことでは済まされない「何か心情」のようなものが、海外の人の頭の中に入り込んでいます。
描かれるストーリーは様々ですから、きれいごとばかり描かれているわけではありません。
良く見えない根底に流れている信条のようなものが頭の中に入り込みます。
特に、少年少女時代に読んだ漫画やアニメは、その後の人生のどこかに影響を与えます。
こんな私でも、いまだにブラックジャックの影響で、カラダに対する興味が失せません。
ドラエモンの影響で、新しい技術への興味が失せません。
こんな現象が、少数派かもしれませんが世界中の人の頭で起こっているとしたら、とんでもない影響力です。
しかも、目に見えない影響力。わかりにくい影響力。
日本人の考え方というわけでもなく、仏教や神道の教えでもなく、漠然とした心情のようなもの。
わかりやすい例は、スポーツ人材の獲得競争には、スポーツアニメが最も効きそうということくらいです。
マンガ、アニメの影響ってすごいですね。
音楽と映像を組み合わせた、動的なミュージックビデオにも劣りません。
文字と絵を組み合わせた、静的なマンガは、ジワジワと世界中へ広がります。