NHKテレビでAIにかかわる番組が放送されていました。
そもそも脳の細胞シナプスの働きをまねて考え出されたニューラルネットワーク。
これが人工知能への突破口になったとか。
AIの開発は、人間の脳とは何かをつきつめていく途中の段階にあるのだとか。

番組は、非常に考えさせられる内容でした。
あと5年もすると、知能の分野では人間の脳に近づいたAIが登場するかも。
一方、やはり怖いなと思う場面もありました。
4本足のロボットが地面の上でジタバタしながら試行錯誤を繰り返すうちに、1時間もすると自分で歩き方を習得してしまうという場面。
さらには、蹴られて倒されても自分自身で起き上がって歩き出してしまう。
こんなロボットが戦場に送り込まれたらどんなことが起きてしまうのでしょう。
さらに衝撃を受けたのは、おなかの中にいる胎児(シミュレーション胎児)が、子宮の中でバタバタしながら、子宮から受ける刺激で脳を発達させていること。
テーブルのうえでバタバタしても、脳への刺激が少ない分、脳の発達が少ないというシミュレーション結果が出たこと。
胎児って、おなかの中で自分の脳を発達させてるわけですね。
胎教というのは、うさんくさくないという証拠になるかもしれません。
脳というのはあまりにも複雑でとても人工物でまねできない、という常識があったのですが、
人工的に作った知能で脳へ近づくことができるのであれば、もしかしたら以外と脳は、単純なしくみかもしれません。
カラダをつくる遺伝子の元が単純な記号で設計(A,T,G,C)されているように、脳も意外と単純化かもしれません。
ただ、パターンが多すぎて多様化すぎるのが脳なのかも。
確かに、毎日食べている食事でカラダも脳も出来上がっているわけですから、意思を持っている自分の原料は、意思のない物質です。
意思を持っているようで、実はすべてが物質同士の物理的な現象で起こっているのかもしれません。
意思のもとは、物質同士の物理現象と言い切ってもいいかもしれない。
ということは、自分の意志なんて一過性の物理現象、化学反応の偶然の積み重ねでしかない。
なんだか、前回書いた「仏教の空(くう)という考え方」と結びついてきましたわ。。