世界にはおいしいとされる料理がいくつかありますが、世界の料理の中でも日本料理は特殊なのかもしれません。
だしを大切にしている点で。
一方、世界各国の料理は独特なスパイスが効いています。

日本にいるとあまりスパイスになじみがありませんが、薬味もスパイスのうちと考えれば日本料理でもスパイスは脇役として役に立っています。
スパイスには抗酸化作用、抗炎症作用、消化促進など、健康をサポートするさまざまな効果があるそうです。
実際、ショウガを食べるとカラダがポカポカしてきますね。
中国料理、東南アジア料理、中東料理などでは、日本料理ではなじみのないスパイスが使われています。
クローブやシナモンなどのスパイスは、抗酸化物質を豊富に含むため老化防止に役立つそうです。
ターメリック(ウコン)やショウガは、抗炎症作用を持つため慢性的な炎症を抑えることができるようです。
ショウガ、クミン、フェンネルは、消化を助けます。
シナモンは、血行を促進し体を温める効果、血糖値をコントロール効果があるといわれているようです。
ところで、台湾へ行ったときに感じたのですが、台湾の料理でもかなり独特のスパイスが効いています。
台湾ではないですが、中国料理で使われるスパイスとしては、以下のものがあります。
八角(スターアニス)、花椒(四川山椒)、シナモン(桂皮)、ショウガ、ニンニク
東南アジアでも以下のようなスパイスがあります。個人的には東南アジアの料理が好きなのでタイ料理でおなじみです。
ターメリック(ウコン)は、脳機能、肝機能のサポートにも役立つそうです。
レモングラスは、気分を落ち着かせ、消化促進、抗菌作用があると言われています。
コリアンダーは、消化促進、デトックス効果があるとされています。
中東料理でも独特のスパイスが使われていますね。
あまり試したことはありませんけど。
日本でもよくつかわれる薬味のうち、世界各国でも幅広く使われている代表的なものとしては、ショウガ、ニンニク、ゴマ、トウガラシ、コショウなどがあります。
日本ならではの薬味としてはワサビ、山椒でしょうか。
海外から来た旅行者が、日本のワサビ味のスナック菓子にはまっている様子をテレビで見かけます。
ワサビは独特なのでしょう。
日本料理において薬味はあくまでも脇役ですが、無ければさみしいと感じさせるものです。
やっぱりあってほしいスパイスです。
スパイス入りの料理を食べるだけで血行が促進されるのなら、スパイスをうまく利用したいですね。