年齢を重ねると体の不調を感じることが増えてきます。
今まで経験したことのない、得体のしれない突然のできごと。
立ち上がろうとしたらいきなり足の甲が痛くてまともに歩けない、って病名もつかないし、老化としか思えないです。
肩こり、腰痛、疲れやすさ、寝つきの悪さなど、様々な不調が出現します。
しかし、加齢に伴う体調不良をあきらめる必要はありません。
セルフケアを習慣化すれば、少なくとも次の日の体調を整えることはできます。

中高年が簡単に毎日実行できるセルフケアは、例えば以下の通りです。
毎日のストレッチ
中高年になると、筋肉や関節が硬くなります。
若者の動きとは明らかに違います。
改善するためには、毎日のストレッチ習慣が効きます。
特に、肩、背中、腰のストレッチが大切です。デスクワークをしている人は、必ずと言っていいほど凝ってます。
デスクワークの合間、寝る前に軽く体を伸ばすと、筋肉の緊張がほぐれて血行を促進できます。
おすすめのストレッチは以下の通りです。
肩回し:肩を大きく回します
猫のポーズ:四つん這いで背骨を弓のようにゆっくりと上下にしならせます。背中の筋肉を伸ばします。
ハムストリングストレッチ:足裏、太もも裏を伸ばします。
ストレッチは、無理せずに体が気持ちいいと感じるところまでおこないます。
適度な運動の習慣化
体調不良を改善するためには、運動が欠かせません。
しかし、ハードなトレーニングをする必要はありません。
ウォーキング、軽いジョギング、ヨガなど、体に負担をかけずにできる運動がおすすめです。
特にウォーキングは、足腰だけでなく、心肺機能も鍛えることになり、全身の血行を促進します。
1日30分程度のウォーキングを毎日続ければ、体力がついて疲れやストレスを減らせます。
バランスの取れた食事
年齢を重ねると、体の代謝が低下して栄養の吸収能力も少しずつ落ちていきます。
これにあらがうには、栄養バランスの取れた食事が重要です。
・たんぱく質(筋肉の維持にたんぱく質が必要です。魚、肉、豆類を積極的に)
・ビタミン(特にビタミンDやカルシウムは骨や関節の健康に欠かせません)
・食物繊維:(腸内環境を整えるために食物繊維を意識的に摂取)
少量多品目の食事が理想的です。偏りなく。
十分な睡眠
良い睡眠は体の回復に不可欠です。
しかし、中高年になると睡眠の質が低下します。
疲れているのに何時間も連続して眠れなくなります(笑)。
寝る前のリラックスが重要です。
寝る前1時間はスマホやテレビを避けると、良い眠りへと導かれます。
ストレス管理
ストレスは体に大きな影響を与え、体調不良の原因となります。
中高年になると、仕事や家庭、体調変化など、ストレスを感じる場面が増えます。
ストレスをうまく管理するために、以下の方法がおすすめです。
・深呼吸:というよりも瞑想ですか。1日数回、深呼吸を行う習慣をつけましょう。
・リラックスタイム:好きなことに没頭する時間があれば、心身のリフレッシュが可能です。
・適度な休憩:長時間の作業で同じ姿勢を続けることを避け、こまめに休憩を取れば、ストレスの軽減に繋がります。
わかっちゃいるけど習慣化できない人がほとんどです。
でも、中高年の体調不良は、生活習慣を見直すことで大きく改善できます。
ちょっとしたことの積み重ねが、後で大きな成果となるのです。
毎日のストレッチ、運動、バランスの取れた食事、質の高い睡眠、そしてストレス管理を意識することができれば、健康を保つことができます。
すぐにでも習慣化できそうな簡単なセルフケアから始め、無理なく継続していきましょう。
少しずつでも続ければ、チリも積もればなんとやら。
体の調子が改善され、充実した毎日になるはずです。