機能性表示食品が世の中に出回るようになって、しばらく時間がたちました。
「機能性表示食品」という食品が何であるか、まで詳しく知っている人は少ないかもしれませんが、薬ではないのに「眠れる」とか「血流促進」とか、効果効能が書いてある食品を見かける機会が増えました。
以前なら、「薬効」を表示できるのは医薬品に限られる、ということで、食品に効果効能を表示するなんて考えられませんでした。
しかし、特定保健用食品のように厚生労働省に認可される必要のないのが「機能性表示食品」です。

自社で裏付け実験結果を持っていれば、効果効能を食品に表示できるのです。
届け出は必要ですが。
しかも、届けだされた食品やメーカーは、データベースとして公開されています。
インチキを防ぐためでしょうが、実はこのデータベースを利用しない手はありません。
たとえば、自分の気になる症状があったとします。
「睡眠」、「血流促進」など、上記のデータベースで検索すると、改善を期待できる有効成分であったり、その有効成分を含む食品(製品)、メーカーを見つけることができます。
コマーシャルで流れているような直接的な商品名が出てこないかもしれませんが、実は「あの商品」は「これ」だったのか、と再認識できます。
上記のデータベースも絞り込み検索を利用すれば、かなり高度な検索も可能です。
薬の成分を検索したことはありますが、食品の成分を検索したことは、今までなかったかも。
「血流」×「眼」で絞り込み検索してみると、複数の表示が挙がってきました。
薬は、自己判断すると副作用の点で危険な場合もありますが、食品であればハードルはやや低いですね。
気になる症状がある場合、こんなデータベースも利用可能です。
ちなみに、ややこしいですが以下の3種類の食品があるようです。
特定保健用食品(トクホ):
食品ごとに有効性、安全性の科学的根拠を国(消費者庁長官)が審査します。
許可が必要です。
表示されている効果や安全性は国の審査によって保証されています。
「トクホマーク」が表示されています。
機能性表示食品:
事業者の責任で、科学的根拠に基づいて機能性を表示しています。
販売前に消費者庁長官へ届け出れば表示できます。
国の個別の審査は受けていませんが、安全性と機能性の根拠を事業者が確保しています。
栄養機能食品:
通常の食生活で不足しがちな栄養成分(ビタミンやミネラルなど)の補給・補完を目的とした食品です。
国が定めた1日あたりの摂取目安量を満たし、決められた表現の範囲内で表示すれば、国の許可や届出は不要です。