新ジャポニズム(New Japonism)という言葉を聞くようになりました。
ほんとうに世界中で日本文化の影響力が高まるのでしょうか。
アニメなどはわかりやすい例ではありますが。
「世界中で起こっているか?」といわれると、よくわかりませんね。
日本国内にいるからわかりません。
日本の現代文化といってもいろいろです。
アニメ、マンガ、ファッション、音楽、デザインなどがありますが、インターネットで拡散しやすくなったのが原因の1つなのでしょう。
海外からの旅行客が増えているのを見ると、日本のライフスタイル、デザイン、食文化なども注目されているような気がします。
日本のアニメやマンガは、欧米やアジアで注目されているようです。
日本国内だけでなく、世界中で(一部の)熱狂的なファンがいるようです。
自分は参加したことありませんが、アニメイベント、コミックイベントの様子を見るとよくわかります。
このような催しは世界各地で開催されているようです。
一部の人ではありますが、世界中にいるという点でものすごい影響力です。
わたくしのようなおじさんには縁遠いですが、日本のかわいいファッション(例えば、原宿ファッション、メイド服など)は、それなりに影響を与えているようです。
いうまでもなく、日本食は世界に広がっています。
寿司、ラーメン、抹茶など。
日本食レストランが世界中にある時代になったようです。
ただ、冷静に考えると必ずしも世界中のすべての地域に日本文化が広がっているわけではないようです。
地理的にも近く、文化的にも共通点が多いアジア諸国では近年の日本文化の影響が強いですね。
韓国、中国、台湾、タイ、インドネシアなど。
日本のアニメやマンガ、J-POP、ファッションが人気です。
昔ながらの日本製の製品も人気ありそうです。
アメリカでは、アニメやマンガだけでなく、ハリウッド映画にも日本の影響が見られます。
日本映画がアメリカで賞を取れる時代になってきました。
ヨーロッパでは、特にフランスで日本のアニメの影響が強そうです。
中東やアフリカではまだまだでしょうか。
一方で、横目でチラチラと見えるお隣の国もなんだかすごいです。
韓国の音楽、映画、テレビドラマは、いまや世界中で楽しまれているのかもしれません。
わかりやすいですからね。世界標準に近いのかもしれません。
韓国の音楽は、とにかく総合的なエンターテイメントとなって楽しまれています。
音楽の質がどうとかこうとかわかりませんが、カメラワークも工夫されていて、純粋に楽しめるように制作されていると思います。
BTS、BLACKPINKなど、K-POPグループは世界中で人気です。
同じことを日本の音楽界はできなったのに、次々とやってしまっています。
もはや、世界で売れるための方程式を手に入れたかのようです。
アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、南米などで熱狂的なファンがいますね。
当然、世界中でコンサートツアーを行って、興行収入もすごいのでしょう。
韓国映画やドラマをあまり鑑賞しないのですが、映画『パラサイト 半地下の家族』がアカデミー賞で作品賞を受賞したのは衝撃でした。
そういえばかなり前に「シュリ」という韓国映画を見たとき、なんて情緒的なんだろうと思った記憶があります。
このころから韓国映画界は試行錯誤していたのかもしれません。
有名な「愛の不時着」も見たことはありませんが、きっと情緒的で心にしみるのでしょう。
もはや韓国料理は、日本の食事の一部になっているかもしれません。
ビビンバ、キムチなど。
韓国の焼肉スタイルも日本で一般的になりつつあります
韓国も日本と同様に、どんどん料理を進化させていくので、今後も進化系の料理が有名になりそうです。
韓国のお年寄りはもしかしてデジタルを使いこなしている、と思ってしまうくらい、デジタル化が進んでいるような印象があります。
ともかく、隣同士の日本と韓国のカルチャーは、世界中に徐々に広がっています。
顔つきや文化が似ているものだから、世界の人からみたら同じように見えているかもしれません。
混同されて嫌なのか、うれしいのかは、人それぞれですか。
日本から見たドイツ人とオランダ人、アメリカ人とカナダ人、インド人とスリランカ人みたいな感じでしょうか。本当は全く違うのに。