ヨーロッパの方で戦争が起きたせいでしょうか、小麦の価格が高くなってしまいました。
その他の穀物も同様に。家畜のえさになる穀物も。
小麦が高くなるということは、お菓子、パン、麺すべてが高くなる。
もう、実感済ですね。
穀物といっても小麦だけではないはず。米も穀物です。
あれっ、日本は稲作が盛んな国ではなかったっけ?
小麦がダメなら稲に頼ってもよさそうですが、そう簡単にはいかないようです。
米の人気があまりないという理由もありますが、コメは自由に価格が決まらなさそうです。
タイやベトナムでは、コメを見事に使いこなしていると思うのですが。
個人的にはコメが大好きです。
白米はもちろん、栄養満点の玄米も違う意味で大好きです。
家畜の飼料にしても、コメではなくワラの部分を食べさせることは無理なのでしょうか。
おそらく家畜用を意識して稲を作るという発想がないため、価格が合わないのでしょう。
地方へ行けばいまだに田んぼがいっぱいあるのに、稲の良さを使い切れてないのでは。
稲は人間様が大切に食べる主食、という意識が強いのでしょうか。
話は変わりますが、家庭菜園をすればコメのすごさが実感できます。
玄米を白米にするときにとれる「ヌカ」は、野菜作りに重宝します。
土がよみがえるのです。魔法の粉に見えてしまいます。ヌカは栄養たっぷりなのです。
ヌカが付いたままの玄米を家畜に与えたら、栄養満点なのではないでしょうか。
小麦から作る麺をコメで作ることは、そんなに困難なのでしょうか。
グルテンがほとんどないコメが麺になったら、アレルギーを気にせずに麺を食べれる人が多いのではないでしょうか。
ベトナムではコメから麺を作っていますから、無理ではないと予想します。
やっぱり日本では、なんだかコメの良さを活かし切っていないように思います。
おいしい白米のイメージしかない稲ですが、稲という植物を使いこなすという点で、もう少し稲に目を向けてもいいと思うのです。
グルテンが多い小麦の方が加工しやすいのでしょうけど、コメだって工夫次第できっと様々に加工できるハズ。