スマートフォンのカメラがあるせいで、個人がいつでもカメラマンになってしまいます。
いつでも顔を撮られてしまう状況にいるのです。
以前から、自分が写真に撮られるのが嫌だった私は、なんだかムチャできない時代になったなぁと思った記憶があります。
撮ってほしくない場合でも、勝手に写真を撮られてしまうのです。
撮影するのは自由かもしれませんが、写りたくない人もいます。
プライバシーの問題といっても過言ではありません。
証拠を残す気がなくても証拠が残ってしまうのです。
常に自分の言動に注意すべき時代に突入してしまいました。
ついうっかり発言が録音されてしまい、失態をさらしている人がどれだけいるか。
公の場で発言する場合には、どこかで自分の発言が記録されていてもおかしくない、と思いつつ自分の言動を慎重に行う注意が必要です。
だれかが記憶していた、ならば証拠は不確かですが、誰かが撮っていれば証拠になります。
なので、対策としては、どうしても当たり障りのない言動になりがちです。
そういう意味ではおもしろくない側面もあります。
無茶ができませんので。
従来と同じ感覚で無茶してしまい、ハラスメントでつるし上げられている初老の方もいますけど。
時代は確実に変わっているので、順応していかないといけませんよね。