海外では、ぶっそうな事件が起こることもあり、積極的に海外旅行しようとは思わない人が多いかもしれません。
費用がけっこうかかることも、海外旅行を敬遠する理由の1つ。お金がない若い時は、とくに。
しかし、若いときこそ海外旅行へ行くべきです。英語ができなくても。その理由を説明します。
どんなタイプの海外旅行にすべきか
パック旅行にしてしまって、旅行会社にすべておまかせで旅行するのも、楽しいです。
しかし、まだまだ歩くことができる若いときには、あえてバックパッカーのような旅行をお勧めします。フリーの時間ができるだけ多い旅行です。
自分の英語力のなさを感じる人がほとんどだと思います。
さすがに宿泊予約を取らずに行くことは、多少の不安がつきまといますが、可能な範囲で自由旅行をしてみると、いろんなことに気付きます。
ただし、女性は、身の安全が確保できる範囲で自由旅行することをお勧めします。
まず空港に着いてから英語の洗礼を受ける
空港に着いてから、市内までどうやったらたどり着くのか。
以前は、旅行ガイド本で、事前に調査して、たどたどしい英語で人に聞きながら、タクシーやバスで市内に向かったのです。
現代は、スマホがあってWi-Fiさえあれば、情報がいろいろと入手できるので、旅行ガイド本を手に持ちながら旅行することは、なくなりました。
それでも、空港から市内へ向かうだけでも、かなり頭を使います。
その国の交通事情がだいたいわかってしまうこともあります。
バスに乗るだけでもチケット購入では片言の英語を話す必要もあります。英語をもっと勉強しておけば、と反省する瞬間です。
海外旅行によって今までの価値観が変わる
自分の足で、街中を歩いていると、その国の特徴が見えてきます。聞こえてくる言葉、店の看板の文字、歩いている人の雰囲気、それだけでその国をカラダで体感できます。
旅行中に、あちこち観光する気力を失ったとしても、食事だけは現地で調達することになります。
嫌でも、現地のお金を使って、レストランなどで食事をとることになります。
食事を注文するときに英語は必要になります。このときも英語をもっと勉強しておけば、と反省する瞬間です。
日本では、清潔すぎるほど整った環境で食事をとるのですが、外国では、そうでもない場合もあります。
店員さんも、つっけんどんな態度をしているように思えたりします。
でも、これがあたりまえです。いい意味でも悪い意味でも、日本がかなり特殊な国であることが、実感できます。
日本のようなサービスを受けられないから、海外はダメだ、なんて狭い意識を持ってはいけない。。。。
海外旅行によって日本の良さと悪さと、両方が見える
電車が時間通りに到着する、人のマナーが良い、町にゴミがなくてきれい、おいしいものがたくさんある、などなど、日本の良さを再認識するきっかけになります。
一方で、小さなことを気にしてしまう日本の「クセ」にも気付きます。
海外の人々は、多少乱雑であろうが、人の態度が悪かろうが、車の運転が荒かろうが、気にしません。
言葉で相手に意思を伝えないと、伝わりません。せめて英語で発しないと。
相手の気持ちを推し量るなんて、通用しません。
英語を勉強していなくても海外旅行ではお金があればなんとかなる
特に一人旅をしていると、言葉が通じない外国にいると、困る場面もあります。
海外旅行では、食事をするところが見当たらない、宿泊施設が見つからない、目的地へ行く方法がわからない、など、日本では想定しにくいことが次々と起こります。
このときも英語をもっと勉強しておけば、と反省する瞬間です。
でも、お金さえあれば、ピンチはなんとかなります。
タクシーを使って、市街地まで戻ることもできます。
また、多少高いレストランであれば、飢えをしのぐこともできます。
やはり、最後の最後で、お金は役に立ちます。お金がすべてではありませんけど。
英語の勉強は必要だと再認識する
どこへ行っても、海外旅行の旅先で現地の人とコミニュケーションをとる手段は、まず英語です。
もちろん、現地の言語しか通じないこともありますが、現地の言語がダメとわかれば、次に使用される言語は、まず間違いなく「英語」です。
「英語」、「英語」と言われて久しいですが、旅先でうまくコミニュケーションできなかった悔しさをバネにして、英語の勉強(特に会話)に力を入れるきっかけになるのも、海外旅行です。
まとめ
まだ社会のことがあまり見えていない、若いときだからこそ、パック旅行でなく、自分の足で海外旅行へ行くことをお勧めします。
今までの価値観がひっくりかえるような経験をするかもしれません。日本の良さや悪さを再認識できます。何より、非日常体験できるので、エネルギーが貯まります。
そして、なによりも英語の勉強が必要であることを身に染みて感じることができます。いやいや英語の宿題をこなしている場合ではないのです。