ネット検索して情報を得ることがあたりまえの時代です。
情報だけは、少し検索すればドンドン得ることができます。
でも、その情報は、日本語ですよね。
ワールドワイドウェブ(www)というくらいですから、ネットの情報は世界中にあるといえます。
検索して得られる情報は、未だに日本語の情報だけであり、実は狭い視点での価値観なのかもしれません。
ところで、好奇心から、ウェブサイトを英語で検索してみようとした、とします。
なんらかの英語単語で検索すると、英語のウェブサイトがいろいろと表示されます。
もちろん、何が書いてあるかわかりません。
ここで、日本語に翻訳してくれたら、多少は読んでみようという気持ちになります。
現代は、人工知能を使った翻訳技術も進化しているので、翻訳する方法はけっこう簡単です。
クローム(googleのブラウザ)を使ってウェブサイトを閲覧する場合は、「翻訳しますか」という表示が隅に表示されるので、それに従えば日本語へ翻訳できますね。
翻訳された日本語が必ずしも読みやすいとは言えませんが、何が書いてあるかくらいは、わかります。
最近、有名になってきたのは「Deep L」というドイツの会社のサービスです。
テキストを入力するか、または、ワードファイルなどをウェブ上で添付するか、どちらでも一気に翻訳してくれます。
英語でも、ドイツ語でも、フランス語でも、一気に日本語へ翻訳してくれるのです。
フランスにしかない文化を知ろうと思ったときに、フランス語から日本語へ翻訳(しかも無料)してくれるサービスがあるなんて、すごい時代になったなぁと思います。
アメリカやイギリスではマイナーすぎる内容なので、英語での情報が少ないとします。
でも、実はロシアでは盛んで、ロシア語から翻訳すれば、たくさんの情報が得られた、なんてこともあり得ます。
以上のように、情報だけは世界中から集められる時代なのです。
問題は、あらゆる情報から有益な情報を抜き出して、抜き出した情報から新たな何かを生み出せるか否か、という人間側の能力です。
人間の能力は、こんなところで試されます。