料理ができると、どんなにいいでしょう。
私自身、実は、自分自身が食べるための料理はできるのですが、他人に食べてもらうほどの料理はできないのです。
ご飯もたけるし、麺もゆでることができるし、肉や野菜を切ることだってできます。
でも、何ができないか。
味付けができないのです。
カレールー、パスタソースなどがあれば、基本的に混ぜるだけなのでおかずはできあがりますよ。
でも、醤油と塩と砂糖と味噌とみりんがあっても、何もできないのです。
ちゃんとして料理に仕上げるには、ダシも必要です。日本酒も必要です。
そんな味付けができないのです。
とはいっても、そんな人のために世の中は進化しています。
簡単に味が決まる調味料というものが、たくさん販売されています。
以前は、それこそシチューやカレーの素だけだったかもしれません。
今や、いろいろとあります。
マーボ豆腐、焼き肉のたれ、ドレッシング、焼き飯の素、
最近増えたのは、なべつゆ、みそ汁の素、など。
液体でかさばるものであっても、なんでもあり。
味を決めてくれる調味料は、味付けできない人にとって非常に便利です。
コンビニでおかずを買うのもいいですが、ひと手間かければ、自分で買ってきた肉や野菜がたくさん食べられるのですから、既成調味料を使いこなすのもアリですね。
最近はまったのは、ペットボトル入りのみそ汁原液。
お昼休みの弁当のおともにちょうど良いのです。
しかも常温で保存できます。マルサンという会社が作ってます。
具がないので、乾燥ワカメなどを別途買っておいた方がよいのですが、お腹が減ったときにちょっとだけみそ汁を飲むことだってできます。
女性男性問わず、自分の食べるものは、最低限自分で料理できるくらいにならないと、高齢になってからコンビニ弁当だけで暮らすことになりかねません。
塩分を控えつつ、野菜たっぷりの食事が自分で用意できるように、いまから準備しておいてもよいと思うのです。
少なくとも、自分のカラダを作る食事に関心のある人は、料理の自作レベルをそこそこ上げておいてもいいですね。
便利調味料がなければできないという低レベルでも、いいと思うのです。
お米がたけて、野菜や肉を包丁で切れて、食洗器を使って洗い物ができれば、今の世の中、自分で料理ができると言い切ってよいのです。
味付けは、老後に徐々に勉強してもよいと思うのです。
食事を自分自身で管理できるように、簡単な料理くらいは、既成調味料で作れるようにしましょう。