受信料で運営されている公共放送だからこそできる番組って、ありますね。
災害時の情報番組が最もわかりやすいです。
いざというときのために(少し高い)受信料が使われるのなら、まあいいかと思ってしまいます。
公序良俗に違反するような内容は放送できないのが公共放送ですが、民放と違ってスポンサーを気にする必要がありません。
なので、民放とはまったく違う視点の番組を作ることができるのも、公共放送の特徴です。
先日、なにげなくラジオを聞いていると、ひきこもりの特集っぽい番組が聞こえてきました。
ひきこもりラジオという番組です。
不定期でちょくちょく放送されています。
ひきこもりの人の気持ちがわからない人にとっては、非常に勉強になります。
また、ひきこもっている人にとっては、悩んで苦しんでいるのが自分だけではないことを実感できます。
なによりも、ひきこもりの人がどんな気持ちでいるかを「広める」ためにチャレンジしている番組だと思います。
このような番組は、公共放送でないとできないのではないでしょうか。
もう1つ、バリバラというテレビ番組があります。
世の中でマイノリティーと言われる人が普通に出演しています。
障害を持った人が出演しています。
特に、夏の民放24時間テレビの裏で、24時間の放送を行っているのには、かなりチャレンジ精神を感じました。
これも公共放送ならではと思います。
他にも、「こえは民放にない番組だな」と思う番組を見かけます。
ある意味、挑戦的ですね。