自由に行動できない春も2回目。
世界のほかの国では、ワクチン接種も進み、克服したような気分も出始めているようです。
それに釣られてか、がまんの限界なのか、日本でも「あと少し」感が出てきたのかもしれません。
しかし、感染者数は増えています。
よくよく考えると何も変わっていないのですね。
ワクチン供給の時期を冷静に予測すると、少なくともあと1年は、今と同じ状況が続くのではないかと思います。
常にマスクを着用する生活は、今年の夏も続くでしょう。
もっと感染力の強い変異ウイルスが出てくるかもしれません。
感染者数が増えだしたら、外出自粛要請が発出されるでしょう。
やっぱり何も変わってないです。
しかも、今後もずーっと続きます。
ワクチン接種の期待感もいいですけど、何も変わらないという点も強調した方がいいのではないかな。
あともう少しなら頑張れる、というのもよくわかります。
一方で、今までと同じ生活を続けなければいけないという現実があります。
ワクチン接種が進んで集団免疫ができるまで「今までと同じですよ」という注意喚起も必要かも。
もっと言えば、変異ウイルスに感染しないという保証はないので、ワクチン接種が終わったからといって「生活が元に戻ることはない」という注意も必要かも。
複数の異なるワクチンを、すべての人が接種したときに、初めて克服したといえるのかも。
そんな状況になるのは、いったいいつなのでしょう。
インフルエンザのように、治療薬が出来上がったときが「本当に克服したとき」といえるかもしれませんね。