今の世の中は、いちおう民主主義の世の中です。
多数の票を獲得した人、主張、政治家が採用されます。
今の日本で年齢構成で最も多いのは、団塊の世代、そして、団塊ジュニアの世代です。
団塊ジュニアでも、もう50歳が近くなっています。
もしかして、今の20代の人がすべて一人の人に投票しても、団塊世代の票の数にかなわないのでは?と思ってしまうくらいです。
しかし、世の中は変わりました。
まったく面識のない人でも、ネットを通じて情報をやりとりできます。
もし、20代や30代の人が、束になって一人の政治家に投票したら、どういうことになるでしょう。
もしかしたら、トップ当選してしまうかもしれません。
ネット社会って、それくらいの可能性を秘めているようです。
半面、気を付けないと判断を誤るおそれもありますね。
熱狂的に票を集中させた結果、投票した政治家が間違った方向性で政治を進めてしまったら、大変なことになります。
可能性と歯止めと、両方のバランスを取りながら民主主義を進めるって、なかなか困難です。
しかし、どちらかというと、若い人の力を政治に反映できるというネット社会の可能性の方に期待します。
一人のチカラが終結して世の中が変わる、ってなかなか感動的ではないでしょうか。
隣の国へ侵攻している今の状況でも、まさか戦争をリアルに見てしまうなんて予想すらできませんでしたが、あの映像を見て多くの人が動き、世の中を変えていくのは、ネット社会の良い面だと思います。
同じように、ネットでつながった人たちが大きなチカラとなって世の中を動かすことができたら、それはすごいことです。
ただ、情報がありすぎて、どの情報が正しいのか惑わされる場面もよくあります。
何が最も確からしいのか、それを各自でよくよく考える必要があるのも、ネット社会なのだと思います。