めんどうな紙書類でなくても手続きができるように、デジタル化社会になってほしい、そう思います。
高齢者の方は、デジタルの波に取り残されるかもしれませんが、時代の流れなので、フォローしつつ突き進むしかないのだと思います。
でも、やっぱり少し心配な点があります。
デジタル化が進むと、個人情報が盗まれても全然気づけない点です。
セキュリティが最も心配です。
ブロックチェーン技術を利用することも考えられますが、素人の自分にとって、どこまで安全なのかわかりません。
セキュリティの部分だけは、アナログで残しておきたい。
そんな考え方をする時点で、古い人間なのですが。
個人の顔が見えない状況で、パスワードだけで手続きがどんどん進んでいくのは、少し心配です。
重要な手続きであれば、例えば、最後の個人確認だけはWeb会議上で行うとか、犯罪を防ぐ必要はあるのかもしれません。
最終的なサインは直筆で行い、その書類を写真でとって送信するとか。
手間がかかりますが、セキュリティ上は、少しハードルが上がるかもしれません。
ラインが世の中に普及するときもそうでしたが、どのように扱っていいかわからないものは、少し怖い気がします。
間違ったボタンを押して、違う人に送信したらどうしよう、とか、
個人アカウントが世界中に見られてしまったらどうしよう、とか、
慣れていない最初の段階では、いろいろと「怖い」のです。
この「怖さ」は、セキュリティでも同じです。
何がどうなって個人情報が相手に伝わっているのかわからない場面では、「本当に大丈夫かな」という気持ちがつきまといます。
すばらしいセキュリティ技術ができあがるまでは、セキュリティだけは、アナログで残しておいてもいいのかな、と古い人間は思います。