今では暑さ対策はあたりまえです。
水分補給、冷房の利用、睡眠の確保、すべて行ってないとすぐに熱中症になりそうです。
夏の暑さが30年前とは全然違いますからね。
私は、部活動のときに「水を飲むな」と教えられた世代です。
いちども熱中症にならずに過ごせたのが、今となっては奇跡に思えます。
暑くても運動していた自分がなつかしい。
年齢を重ねた今の自分なら、冷房のないところで運動なんてできません。
暑さ対策にも今昔があるというのは興味深いです。
何を根拠に水分を取るなと言っていたか知りたいくらいです。
きっと、昭和的な「がんばりさえすればいい」といった根性論なのでしょう。
温暖化で夏の暑さがひどくなってしまった今では、高校球児でも熱中症の危険性にさらされています。
夏の暑さが過去に比べてより厳しいという事実がわかっていても、誰も夏の大会をやめて春や秋にしようとはいいません。
ましてや、冷房の効いた会場で大会を開催しようなんて、昭和的な考え方からは発想すら出てこないでしょう。
大きな事故が起こってから問題の対策を進めるという後手後手対策にならないように祈ります。
運動部の高校生ならまだしも、加齢に伴ってヒトは暑さに弱くなります。
加齢によって、体温調節機能や汗の分泌量が低下します。
高齢者は、体温の上昇に対して反応が鈍くなり、暑さに弱くなります。高齢者は脱水症状になりやすいため、特に注意が必要です。
高齢者は熱中症のリスクが高く、命にかかわります。
そのため、高齢者にとっても暑さ対策は、若い人よりも重要です。
今年の夏の暑さからもわかるように、現代の暑さ対策は以前よりも重要になっています。
水分補給が重要なのはよく知られていますが、水分をとればよいかというと、そうでもありません。
よく知られてるようにミネラル分もいっしょに補給しないといけません。
いくら水分補給しても体温が異常に高くなると、結局熱中症になってしまいます。
屋内ではエアコンや扇風機を使用して快適な環境を作り、時間を空けてでもよいので定期的に体温を下げるという発想が必要ですね。
睡眠不足のときなど、体調の優れない方は特に注意が必要です。
熱中症になりやすくなっています。
初期症状に気付き、早め早めに対応を取ることが重要です。
年齢を重ねると「無理がきかない」とは、こういうことです。
ちょっとした体調不良で無理をすると、一気に熱中症まで陥る可能性があります。
過去の自分は炎天下でも大丈夫であったかもしれませんが、それは過去のはなし。
今の自分はかなり対応力が落ちているという自覚をもって、暑さ対策を積極的に行う必要がありますね。