風邪をひいたら、症状を和らげるために多くの人が風邪薬を利用します。
特に総合感冒薬は、風邪の多くの症状を同時にやわらげてくれます。
しかし、総合感冒薬を選ぶとき、配合成分、特に有効成分や添加物などに注意を払う必要があります。
食品の配合成分を見てしまうクセがある私は、総合感冒薬の配合成分も同じように見てしまいます。
総合感冒薬を選ぶときのポイントを考えてみます。
総合感冒薬の配合成分
風邪のさまざまな症状を同時に緩和するために、複数の有効成分が組み合わされています。
医者が処方する薬は、1成分である場合が多く、1成分の薬を組み合わせて処方される場合が多いですね。
一方、市販薬はいろんな成分が少しずつ入っています。
日本の薬機法が関係しているのでしょうか。
一般的な有効成分は、以下の通りです。
解熱鎮痛成分、鼻づまり緩和成分、咳止め成分、抗アレルギー成分。
それぞれ、どのような成分があるのか書きたいところですが、薬機法が気になるのでやめておきます。
総合感冒薬を選ぶときのポイントは、有効成分です。
例えば、発熱が主な症状であれば解熱鎮痛成分が重要です。
鼻づまりがつらい場合、鼻づまり緩和成分を多く含む製品を選びます。
最近問題となっているオーバードーズではありませんが、過剰摂取による害を避けるために、別の市販薬といっしょに飲むことは避けるべきです。
総合感冒薬には有効成分以外にも、副成分(添加物)が含まれている場合があります。
副成分は、薬の保存性などに関連しており、体に対して有効な効果を持ちません。
注意が必要な不要な副成分は、以下のようなものでしょうか。
着色剤、保存剤、甘味料
総合感冒薬は、多くの場合、有名な医薬品会社が販売しています。
しかし、プライベートブランドの市販薬も案外利用できます。
全国チェーンのドラッグストアが、独自ブランドで市販薬を販売しているのです。
製造元は、あまり知られていない小さな製薬会社のようですが、理論上、医薬品は薬機法に従って製造されているため、効果は同じハズです。
例えば風邪薬は、ブランド製品と同様の有効成分を含み、同じ効果が期待できます。
一般的に、プライベートブランドの風邪薬は価格が低いため、ジェネリック医薬品と同じように、コスパがよいともいえます。
風邪薬を選ぶ際には、有効成分を自分自身で適切に選ぶクセが必要です。
解熱剤の主な成分として何があるかくらいは、知識として得ておくとよいですね。
プライベートブランドの市販薬を購入するという選択肢もあります。