こんなにわかりやすいお菓子はありません。
おいしい!に引きずられてパクパク食べていると、何週間かがんばっていた少食生活がすべてぶっ飛んでしまいます。
おなか周りの脂肪が一気に増えます。
ほかのスイーツでここまで一気に体脂肪へ導いてくれるお菓子はないと思います。
そもそも、チョコレート自体(カカオ)は甘くなく、むしろ苦いのでそのままでは食べられません。
抹茶と同じで、渋い中に甘さ(砂糖)があるからこそ、おいしいのです。
チョコレートを適量楽しめれば、幸せな気分になれます。
でも、過剰に摂取すると健康上の害もあります。
わかりやすいのは、「肥満」ですが、それだけではありません。
チョコレートに砂糖と脂肪が入っているため、過剰摂取によっていろいろな害があります。
肥満
チョコレートは高カロリーかつ高脂肪です。
過剰に摂取すると体重増加の原因となります。
特に、砂糖が多く含まれるミルクチョコレートを過剰に食べると、肥満のリスクが高まります。
ストレスでチョコエートをバカ食いした数日後には、たっぷりと脂肪をため込んだおなかを見ることになります。
糖尿病
糖質が多いお菓子を食べすぎると、血糖値の急上昇が起こってしまい、インスリンの増加が起こります。
糖尿病のリスクを高めます。
心血管疾患
ダークチョコレートは、ポリフェノールが多いため、心血管系の健康に良いともいわれています。
でも、過剰に食べると、脂肪と砂糖が心血管疾患のリスクを高めるといえるでしょう。
虫歯
チョコレートに含まれる砂糖は、いうまでもなく虫歯を引き起こします。
砂糖は、口内の細菌によって酸に変換されます。酸が歯のエナメル質を溶かして虫歯を引き起こしやすくなります。
皮膚トラブル
一部の人々は、チョコレートを食べるとニキビができてしまいます。
若いころは私もそうでした。
この関連性についてはまだ解明されていないかもしれませんが、砂糖と脂肪の両方を食べるわけですから、ニキビができてもおかしくないですね。
チョコレート中のカカオ自体は、むしろ健康に良いという情報もあります。
チョコレートを楽しむには、砂糖の少ないものを選んだり、食べる量に気を付ける必要がありますね。
そうでないと、上述したように、すぐにおなかのお肉に結果が現れます。
適量を守れば(これが難しいのですが)、チョコレートは健康にも心にも良いですね。
なんせ、おいしいですから。